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ぬか床の管理と手入れ

かっぱちゃんの体験をもとにした記事です。

空気にふれさせて菌を元気に!


ぬか床の管理は混ぜること。
基本的には、1日2回混ぜるのがベスト!
ぬかは空気にふれさせて混ぜないと、酪酸菌や嫌気性菌といった腐らせる菌が増えてしまうんです。
ちゃんと混ぜれば、乳酸菌や酵母菌が活動して、おいしい味の発酵食品になるんです。

わたしは、朝起きてすぐと夜寝る前の2回、忘れないように混ぜています。
素手で混ぜると手ににおいが付くので、ゴム手袋やビニール手袋を使った方がいいかなぁ。


こんな失敗しちゃいました


しばらく家を留守にする時はどうしたらいいの?
母に聞いたら、「塩ふた」というぬかの上に塩をかけて涼しい所に置くことを教えてもらいました。
ところがしばらくするとプ~ンっと異臭がするではありませんか。
見れば表面にカビのようなものが…。
腐っていたので、表面の部分をだいぶ厚くごそっと捨てました。
再度母に聞いたら、塩ふたとは塩を2センチくらいの厚さで表面をおおうことなんだそうです。

塩ふたしない保存方法で、冷蔵庫なら1週間ほど混ぜなくても大丈夫。
もっと長く、1ヶ月くらい漬けない時は、冷凍保存という方法も。
三重にしたビニール袋の中にぬかを入れて平べったく四角形に整形しそのまま冷凍庫へ。
次に使うときには、レンジ解凍は禁物!菌が死んでしまいます。
自然解凍して下さいね。


わたしにとって「ぬか漬け」とは?


わたしにとってぬか漬けとは、困った時におかずが1品できるもの。
そのまま食べるのはもちろん、アレンジもしちゃいます。
カブの葉と皮を漬けたものは、細かくきざんでごま油で炒めて、かつお節、ごま、お酒、醤油で味付けするとごはんのお供に。
家族みんなごはんがすすむんです。葉物は刻んで御飯と卵と炒めてチャーハンにすることもあります。こどもたちは、ぬか漬けだ…、と微妙な反応なんですが。

最近こどもたちが大きくなって、ドライブなんかに出かけると、行き先の直売所で新鮮な野菜を買ってきて「これ漬けて!」なんて言ってくれるんです。
いつか結婚して自分達がぬか漬けしたいなぁ、と思ってくれたら、わたしのぬか床をおすそ分けしてあげたいな。


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