さんぽさんの体験をもとにした記事です。
計画的に、食材を迎え入れる
わたしは畑で野菜を育てています。
畑の野菜に「あんたたち、全部使ってあげるからね」と、ひとこと。
すると、野菜たちが良くできてくれるように感じます。
心がけていることは、食べきりサイズに育つ品種を選ぶこと。
そして、種をまく時期も早生(わせ)・中手(なかて)・晩生(おくて)にずらす。
こうすることで、全部食べ切ることができるんですよ。
野菜をお店で買う時は、使いきれるサイズの物を選ぶといいですよ。
使い方をイメージする事も大切。
例えば大根だったら、上は大根おろし、下は煮物ってかんじでね。
“大きいからいい”ではないですよね。
保存食として、改めて命を吹き込む
畑で育てたり誰かに頂いた食材。
量が多くて、すぐ食べきれないときは、保存食として活躍します。
方法は様々。
干す・シロップ漬け・醤油漬けなど。
干し芋が代表的な例です。
- ①さつまいもを丸のまま30~40分湯がく
- ②5mmくらいの厚さに、スライスし、干す。
- ③大体4日くらいが目安だが、好きな硬さになるまで干す。
甘みがまして、栄養価も高くなるから、一石二鳥ですよね。
その他にも、ゆずポン酢やはちみつ生姜も作りました。
優しい甘みたっぷりのはちみつ生姜は、ちょっと喉が痛い時に大活躍。
生姜=薬味っていうくらいですから、体にいいのですよ、きっと。
効果てき面ですよ。
冷蔵庫は常にガラガラ
2週間に一度の食品の在庫や賞味期限のチェックを欠かしません。
そして、賞味期限の近い食品を見つけそれを使い切る方法を考えます。
ですから冷蔵庫は常にガラガラ、保存食を保管する冷凍庫は常に満杯です。
少ない道具を使い込む
電子レンジなど文明の利器も使いますが、
道具を選ぶとき、シンプルで多岐に使えるものを選びます。
干し野菜には竹ザル。
梅干し用に昔から使ってきましたが、結構万能なんですよ。
芋をつぶすときには、ポテトマッシャーは持っていないので、
代替ツールとして、麺棒を使っちゃいます。
道具だってたくさん買わずに、少ない道具を使い込む。
暮らしをシンプルにしたいんです。
失敗だってある
自分の手元にある食材を、必死で使おうと考えると
もちろん失敗もあるんですよ。
以前夕顔の実から、かんぴょう作りに挑戦したことも。
作っている過程で、水分量・天候やむく厚さなど
条件に敏感な食材であることがわかりました。
結局3回チャレンジして断念。
これはプロがやるものだな~って。
食材を見たら、まず作ってみる。
失敗して、もともとなんですよ。チャレンジが大事なんです。