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「これなら出来る」こどものやる気をひきだすカブママ術

カブママの体験をもとにした記事です。

失敗からの出発


結婚してお嫁に来た時、親の手伝いをしていたから料理を作れると思っていたけれど、できなかったの。
ごはんを炊く程度はできたけれど、実際やってみるとほうれん草をゆですぎて、もずくみたいになっちゃうし、料理の基本がわかっていなかったんです。
それから料理教室に通っているお友達に料理を教えてもらいました。
安心して食べさせることができるから、少々味が悪くても自分で作ることにこだわっています。


 

わたしの食への思い

上の子が小さい時に聞いたお話しで大切にしていることがあります。「好き嫌いなく食べる人はどんな人ともおつきあいができる、話せるようになる」人それぞれ好き嫌いはあると思うけれど、食べ物の好き嫌いが少ないほうが人間関係も上手くいくように思います。ですから苦手な食べ物がないように心がけています。


 

こどもの気持ちを大切に、料理を楽しむ


食事の支度の時は、「手伝って」とこどもに声掛けをしています。4人とも2、3歳くらいの時から包丁を持たせました。こども用の包丁は力を入れないと切れにくく、かえって危ないと聞いたことがあるで、普通の包丁を持たせてみたの。やりたいと思った時にやらせてみました。

キュウリなど切ってくれたものを「〇〇が切ってくれたんだよ。」と家族みんなで食べますよ。「手伝ってくれてありがとう。」と伝えています。

料理中、味見を結構してもらい塩、こしょうなどの調味料を足したり、おみそ汁も最後におみそを入れてもらうこともあります。そうするとこどもが責任を持たされた感じがして「僕が作った!」という気持ちになります。こどもも、たくさん食べてくれるんです。「今日は手伝ってくれたから味がちょっと違っておいしい。」って言うとこどももうれしいようです。



 

興味をもった時が始めどき

これからのこども達は、男の子でも女の子でもお料理ができたほうがいいと思います。難しい料理や凝った料理だと「僕はできない」と思ってしまうから、私が簡単に作っていると「これならできる」ってこどもたちが自信を持って料理ができれば将来、困らないかなと考えているの。

これがないとこの料理はできない!って思わないで、手近な物でも代用して作ったり。興味を示した時に包丁でちょっと切るくらいでやってみるのがいいと思います。「お料理するよ!」だと本人が「教えて」って思っていない時に親が「教えたい」「はい。お料理やるよ!」だとこどもはやる気になりませんからね。



 

こどもの「やってみたい!」を大切に


わが家はリンゴを食後に食べる習慣があって上の子が幼稚園に通っていた頃の話です。ある日の朝、忙しく準備をしていたら、2歳の下の子が机の上にあったナイフで勝手にリンゴを剥こうとして、手を切ってしまいました。毎日の様子をこどもが見ていて、「やってみたかったんだ!」って驚いたことがありました。


 

食べることは一生だから

料理を面倒くさいと思う人もいるかもしれないけれど、当たり前にしていかないと将来こどもが困るかな?と思います。小さい頃から体験させるとすっと入ってくるから苦手意識がなくなりますよね。


      


 

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