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KANAさんの体験をもとにした記事です。
子育て中のママを笑顔に
親子フラは皆お子さん連れだから、半分の生徒さんが踊っているときは半分の生徒さんがこどもたちを見ています。
お互いがお互いを見合うことで環境的にレッスンに来やすいんじゃないかな。
赤ちゃんが寝ていたら、上の子たちはそこには近づかずに他の場所で遊ぶ。自分の子だと思って注意したり見守ったりしていて、縦割りの幼稚園みたいですよ。
でもいい時ばかりじゃなくて、ママのそばにいたくてこどもがぐずることもあります。そういう時はお子さんを一番に考えてあげてねって伝えています。
フラに来たら放っておかれる…ってこどもが思ってしまうことが一番よくないと思うんです。そうするとフラに来ることが嫌いになってしまうから。
ママが自分のことを思ってくれてるってわかることが、こどもがママから離れても満足して遊びだせる一番の近道なんですよ。
自分も経験があるのでわかるんですけど、ほかの人が踊っているところを見るのも勉強になるので、お子さんがぐずったら今日は見る日と決めて、いっぱい抱っこしてあげてねって伝えてるんです。
愛情のお水をいっぱいいっぱいあげていれば、あふれるときが必ずくるから…自然に離れていくからって思ってます。
親子で外に出てみようかなと思ったときに、リトミック的な感じで親子フラに参加してくれるといいです。
心がウキウキする曲が多いですし、親子で手遊びをしたり、ハワイ語で数字を覚えたり、子守歌でいっしょにフラを踊ったり。
ママが楽しいとこどももうれしいみたい。
ママが引きこもっちゃわないように一歩出て行くきっかけになってくれるといいなと思います。
発表会に出てみよう
親子フラクラスの場合の多くは、まずママが1曲踊って、2曲目を親子で子守唄のフラをします。
ママたちは普段はこどもたちを自由にさせているんですけど、発表が近づいてくると一緒に練習したりしていて、家族のイベントみたいになっているなと思います。
発表だからしっかりやろうとか思わずに、いつもの姿をみんなに見てもらえればいいんだよ、それが思い出に残るんだよって伝えています。
泣いちゃう子や踊れなかった子がいても、みんなで助け合ってよかったって言ってもらえる会になるといいなと思っています。
土曜日親子フラもおすすめ
休職中に親子フラクラスに参加していた方がお仕事を始めても参加できるように、土曜日のクラスもあります。
時間は9時半から10時半。その時間なら家族にも迷惑をかけず、パパにはゆっくり休んでもらっていて、帰ったら家族でお出かけできる感じですね。
スタジオの発表会は2年に1回です。
普通の主婦の方が無理なく楽しめるのがいいんじゃないかという、先生のお考えのもとです。
発表会の日のお子さんの面倒はご家族に協力してもらいます。
ママがキラキラ輝く場所になっているんじゃないかな。
これからもフラを続けていきたい!
わたしの先生の成田麻里先生は、2000年前から続くフラを本場ハワイに学びに行き、それを生徒であるわたしたちに伝えてくださいます。
先生との出会いで、わたしは大きく変わりました。
講師になったきっかけにもありますが、わたしたち講師にも家庭を大切にすることを優先してくださる、そんな先生の下だからこそ、今まで続けてくることができました。
先生のフラと想いを、これからも生徒さんに伝えていきたいと思っています。
フラがきっかけで心の勉強にもなります。
フラを続けていけるのは、生徒さんに元気をもらっていることも大きいです。
講師になって本当によかったなと思います。
70代の生徒さんもいるのですが、元気でとてもかわいらしい!
フラ歴ではわたしが先生だけれど、人生では大先輩の皆さんに、いろんなことを教えてもらえるんです。
それをわたしも若いママたちに伝えていきたいなと思ってます。
ママたちの大変さや悩み、お子さんの成長の喜び、いろんな気持ちに寄り添いながら、これからも親子フラクラスを中心に講師を続けていけたらと思っています。
♪ ♪ ♪ もっとフラについてきいてみました ♪ ♪ ♪
私が所属するフラスタジオ
ナ・プア・ハリア アロハ代表
成田麻里先生
が師事しているハワイ島コナ在住のクムフラからの言葉になります。
●ハワイの曲にはどんなものがありますか?
古典フラ(カヒコ)に用いられる、メレ(唄)、オリ(チャンティング:祈りや呪文などを唱えること)や現代フラ(アウアナ)に用いられる、私達が普段歌う感じの曲があります。
最近はネイティヴハワイアンのミュージシャンが日本語で歌を作ってそれを歌った物や、日本の曲をハワイアン風にアレンジしてハワイ語で歌った物なども出てきました。
●フラダンスとはどこの国から生まれた踊りですか?
フラはハワイの島で生まれました。南太平洋の踊りが進化して、ハワイではフラという踊りになりました。
体を動かす、表現するという考え方は南太平洋諸島の地域からきています。
初めにポリネシアンの人々がハワイに定住して、その人達が自分達の生まれ育った国や地域の踊りや歌を持って来ました。それがだんだん時代と共に進化して、現在のフラという文化、フラという形になりました。
・どんな時に踊りますか?
信仰的な理由や娯楽(エンターテーメント)、また自己表現の為、メロディーが聞こえてきた時、踊りたいと思った時に自発的に踊ります。
それは、森の中かもしれないし、海のそばかもしれない。自然の中で踊りたいという気持ちがでてきた時にも踊ります。
・何かを表現しているのですか?
歴史を記録した物や誰か人の名誉をたたえた物もあります。
自然を讃え、祝福し、崇め、自然と一体化します。
自然に溶け込んで自然と一緒に踊ります。
いろいろな感情を表現します。
●フラダンスにも種類というか流派みたいなものはあるのですか?
古典フラ(カヒコ)と現代フラ(アウアナ)の二つに分かれています。
カヒコは伝統的で、厳粛な基本に基づいていています。
元々フラは宗教的、信仰的な教会(古代ネイティヴハワイアンの教会)の中で踊っていたのが、アリィ(王様)の前で踊る様になりました。それが、古典フラの時代です。
ハラウという組織の中で、ハウマナ(踊りを学ぶ人)が生活を共にして、フラの厳粛なルールに基づいて踊っていました。寝食を共にし、フラが生活そのものでした。
アウアナはフラのモダン(現代的)ダンスです。
アウアナとは、○○から分かれる、離れていく、という意味です。
アウアナはカヒコと違って、(離れて)違う物になりました。
時代の流れにそって進化して行った物が、アウアナです。
特徴としては、普通の人がいつでも踊れる、民主的な踊りがアウアナだと言えます。
歌のスタイルの違いもあります。
カヒコはイプというひょうたんをくり抜いて作った楽器やパフという太鼓を打ち鳴らしながらチャンティングします。
アウアナは主にウクレレやギター、ベースなどの弦楽器を弾いて歌います。
最後にカヒコ、アウアナ共に手踊りの他に楽器を打ち鳴らしながら踊るフラもあります。
イプ(ひょうたんをくり抜いて作った物)やカラアウ(木の棒)、ウリウリ(羽の付いたマラカスの様な物)イリイリ(石)プイリ(竹の棒を裂いた物)。
やはり、カヒコは厳粛な雰囲気があり、アウアナは明るく楽しい雰囲気があります。
【Na Pua Halia Aloha(ナ・プア・ハリア アロハ) 豊田スタジオ】
豊田市小坂本町4-1-4
小林ビル2階 カルチャースタジオ4U内
電話番号 052-253-6934
http://halia-aloha.net/std.html?studio=2
- 講師になってみようかな
- このエコ行動は
これ以上レベルアップできません。