ブランさんの体験をもとにした記事です。
炎にふれることのないこどもたち
わたしがこどもの頃は、どの家庭も自分の敷地内でごみを燃やしていました。
でも、環境の変化で、今は燃やすことが、禁止されていますよね。
だから、今のこども達は、マッチをすって火をつける機会はほとんどない。
火事の心配はないけど、こどもたちのためになるのかなーって。
火は生活に必要なもの
昔から人間は、火を扱ってきました。
でも、今のように「火=危ない」ってイメージではなかった。
食事を作るための火。暖をとるための火。
帰ってくる家族=火って感じなのかな。
一説には、狼を火で追い払うことは出来ないとか。
我が家の愛犬も薪ストーブの前がお気に入りの場所ですし。
もしかして、人間だけでなくても、もっと広い意味で火って親しまれてきたのかもしれないな~って。
火を囲み、こころもからだも温まりたい
昔は、学校の集合場所で、近所のおばちゃんが
毎朝たき火して、焼き石を手袋に包んでくれていたんです。
大人になった今でも覚えてる。
すごく温かいのよ。
そんな、ほっこりする気持ちを大事にしたい。
こども達にも味わってほしい。って思うんです。
ご近所さんとのつながりを大事にしたい
わたしが住んでいる地域は、昔から住んでいる人が多く、ご近所さんは、みんな顔見知り。
自然にも恵まれていて、こども達が遊びまわる場所がある。
薪ストーブに使う薪を、ご近所さんの庭の木が枯れたからといただくこともあります。
地域の人とのつながりがあっての暮らしなんですよ。
地域でのつながりが希薄になっている今の時代。
母となり、昔ながらの良さが残っている、この地域を大事にしたい。
こども達にも、そんな地域の人との温かいつながりとか火の温かみとか感じてほしい。
そんな思いもあって、火を扱う経験をさせたり、
ご近所付き合いを大事にして暮らしています。
- このエコ行動は
これ以上ラクにできません。 - 火を囲み、仲間と集う