ブランさんの体験をもとにした記事です。
薪ストーブに憧れて…
家を新築した時に、主人の希望で薪ストーブのある家にしました。
幼い頃から、父が趣味の陶芸で窯や薪を使っていたので、薪はよく目にしていました。
だから、薪のある生活は、幼い頃のわたしにとって普通のことだったのかもしれません。
そして、今、2人のこどもも、わたしが通っていた幼稚園に通い、
薪のある生活を送っていますので、普通のことみたいです。
最初は火をつけるのも一苦労
ボタンひとつで何でもできる暮らしに慣れていたので、いざ自宅で薪ストーブを使おうとしても、最初は難しかった。
こどもの頃にたき火をやっていたわたしでも、火おこしに30分もかかってしまいました。
天候に左右される部分もあって、煙が逆流したこともあります。
でも、慣れてきたら、抵抗がなくなりました。
薪の組み方にもコツがありますが、何度も経験することで、
火のつけ方もだんだん上手になりました。
火おこしは、こども達のお仕事
長男は、2年前から。次男は、今年から。
二人とも年中さんになったころからお手伝いをしてもらってます。
最初は、危なっかしかったですよ~。
マッチをすって火をつけるのも、やっとこさ。
火がついてもボーっと眺めて、「あちち!」とか…。
何度も失敗を繰り返しました。
失敗を繰り返して、
火のついたマッチは、炎を上にするだとか、
マッチからストーブに火を移すだとか、
燃えやすいように、薪を組むだとか…。
半年もすれば、火の扱い方を覚え、自分の仕事として一人前にやれるようになりました。
熱い思いもしたけれど、親が見守りながら、こどもが自分なりの工夫を重ねたことで、
今の自信につながっているように思います。
薪ストーブは料理にもおやつ作りにも重宝
薪ストーブは、ぐつぐつ長時間煮込む料理に最適です。
ストーブの上に置いておけば、それだけでOK。
おいしいおでんだってできあがります。
水の量だけしっかり見ておけば、少し目を離しておいても火事になる心配はありません。
こどもとは、よくおやつ作りをします。
炎の中にさつま芋を入れれば、焼き芋ができます。
ただ、タイマーや温度設定がないので、加減で判断なんですよね。
だから、焦げてしまったり、失敗することもあります。
でも、「まだかな~」とできあがりを待つあのワクワク感がたまらないんですよ。
何度やっても楽しいおやつ作りですね。
家族が助け合い温かく集う
薪ストーブ屋さんからも「薪割りは絶対に一人ではやらないでください」と念押しされるぐらい、
薪割って危険なんです。
だから、必ず誰かとやる。
今は、主人が薪割り、こども達が一輪車で運び、わたしが積む。
こんな感じがわが家の休日。
こども達が大きくなってからも、家族が集う場所・時間になるのかもしれませんね。
薪ストーブは、主人の希望で置くことになったけど、
家族みんなが集まりたくなる部屋をつくりたかったのよね。
だから、こども部屋は、すごく居心地悪くしているの(笑)
テレビもインターネットもできない。
わが家は、薪ストーブを通して、自然に「一緒にくらす」ということが
できるようになるといいな~って思っています。
家族みんなで協力し合って何かをする。
そんなことを意識して生活してみると、
家族のつながりが、さらに温かくなるのかもしれませんね。
- 火を囲み、仲間と集う
- このエコ行動は
これ以上レベルアップできません。