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じゅなさんの体験をもとにした記事です。
手芸のきっかけは母親から
むかし母がズボン裾上げの仕事をしていて、残ったハギレでときどき指人形を作ってくれたり、わたしにも洋服を作ってくれたりしていました。母がミシンを踏む姿を小さい頃からずっと見ていたんです。だから、布で何か作ることはわたしにとってすごく身近だったんですよね。
そんな母から、小学1~2年の頃編み物を教えてもらいました。これがわたしの手芸の原点。
初めは編み物のかぎ針編み、中学の終わり頃に棒針編みを始めました。編み物でモチーフを作って布に縫いつけたり、編み物で生地自体を作ってバッグにしたりということが好きで、よく作っていましたね。
ただ、編み物以外はそんなに得意じゃなかったな~。
小学校の頃は、家庭科の宿題は母に手伝ってもらっていましたからね(笑)。
材料や道具はどこで見つけるの?
手芸は、裁縫箱におさまっているような基本的なものがあればなんとかなります。
足りない道具や材料は、手芸店、雑貨屋、ホームセンターなどで見つけます。カーテン屋さんのハギレもおススメですよ。
意外と便利なのが100円ショップ。結構品揃えが良いんですよね。糸が少し細めだから二重にして使うとか、少し工夫が必要だったりはするけど(笑)。
キットを手に入れるっていう方法もあります。
手芸店でも通販でも買えますよ。これだといろいろな生地が必要なだけ入っているので、1~2個作るのにはちょうど良いですね。それに説明書が入っているのも良いんですよ。わたしはそれで「こんな作り方あるのかー」ってよく勉強させてもらっています。
処理要らずの目隠しカーテン
わたしが編み物以外の手芸に目覚めてやってみたのは目隠しカーテンを作ること。最初は結婚した時に作ったかな。
収納を隠したい場所に合うカーテンを自分で作りたかったんですよ。ハギレ市みたいなお店の一角にあった端処理済みの半額くらいの生地と、突っ張り棒と組み合わせました。生地はうちの場所に合いそうなサイズのものを選んで買ってきました。
これだと、上の部分を作るだけでカーテンになっちゃう。ひも部分はかぎ針編みの鎖編みです。飾りの花は、作り方を書いてある本がちゃんとあるんです。
見ながら作れば難しくないですよ。
この花はまん中にビーズをつけています。花粉ってことで。
工夫次第!「組み合わせ手芸」
わたしはめんどくさがり屋なので、とにかく作業を省きたいです。だから市販のものにひと手間の作業で、いかに凝った感じのものにするか考えるんです。
それから材料を買うお金と作る時間を比べますね。この作品のこの部分は手間をかけても得したいって思えば、がんばって作業します。
キャラクターのワッペン、使い古したキャラクターカバンを切り取って他の布を合わせて作りました。買うと高いから~(笑)。
巾着袋でも、布の大きさが足りなければ、合いそうな他の布を組み合わせて仕上げたりしますよ。
いつもアンテナを張っていて、あの生地はうちのあの場所に合う!とか考えています。生地を見て、組合せを考えたりすることは好きですね。ひらめいたりします!
テープやボンドでも充分
わたしの中では、布も紙も同じ工作ですね。だから、くっつけるときは、布でもボンドで貼り付けちゃいます。洋服のように着るとなるとさすがに縫いますけど、そうでもなければ見えない所は両面テープや裾上げテープも使いますよ。手芸が苦手な人や初心者でも、これなら気楽に取り組めますよね。
- このエコ行動は
これ以上ラクにできません。 - 広がる「組み合わせ手芸」の世界