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壊れた傘を捨てずに直そう

ふとちゃんの体験をもとにした記事です。

ハッキリ言って、こどもはすぐ傘を壊す(笑)
風の強い日は、わざと裏返しにして遊んだりして…。

新しい傘を買うこともできるけど、
傘の心臓部以外の壊れだったら、
意外に簡単に直せるんですよ。

ホームセンターに行けば、傘直しセットや部品があります。


つゆ先がなくなった、壊れちゃった


つゆ先とは、傘を開いた一番外側の雨だれがたまる場所です。
よく、つゆ先が傘のシートから外れてしまったり
つゆ先自体が折れてしまったりしますよね。

つゆ先は、ホームセンターに行けば、何種類かそろっていて
中には児童用の先の尖っていないタイプもあります。
傘のデザインや使う人に合わせて選ぶと良いと思います。
値段も結構お手頃。


取り付けは簡単。
針と糸があればできますよ。

傘骨の先端につゆ先を取り付け、つゆ先の穴に糸をとおして
シートと縫い合わせるだけ。


傘骨が折れた、曲がっちゃった


「三ッ爪」か「四ッ爪」という部品とラジオペンチがあればOK。
「三ッ爪」「四ッ爪」は、部品だけでも購入できますし、
大抵は修理セットの中に入っています。

骨折した部分が中央になるように(添え木感覚)、
傘骨に三ッ爪か四ッ爪を爪が上になるように傘骨にかぶせます。
(修理する部分に合わせて、三ッ爪、四ッ爪を選ぶ)

セットし終わったら、ペンチで骨を巻くように爪を曲げて締め付けます。
これでできあがり。


が~ん、傘骨の関節部分が折れた、曲がっちゃった


関節部分の壊れには、関節爪を使います。

まず、骨と骨のつなぎ部分の古いハトメ(軸棒)を外します。

新しい関節爪の中央部に小さな穴があるので、
その穴と傘の骨の接続部の穴を合わせます。

穴が揃った所に、新しいハトメを通し
ペンチでハトメを固定します。

次からは、「三ッ爪」と同じ要領で、ペンチで骨を巻くように
爪を曲げて締め付けます。

できあがり。

傘の修理法は「傘 修理」で検索していただくと
わかりやすい解説がたくさんありますよ。


「作れるだろう」「直せるだろう」から考えてみよう


わたしは、こどもの頃から作ることや壊すことが大好きだったんです。
どうなっているのか構造を知りたくてね。
壊してみて、まねして作ることに夢中でした。

だからかな…
何か欲しかったら「作れるだろう」、
壊れてしまったら「直せるだろう」、から考えます。

直せば使えることを、知らない人もいるのではないかな?
こどもの傘なんて、壊れるたびに買っていたら何本買うことになるやら。

例えば、棚がほしいと思ったら買うのではなく、
ちょうど良いサイズに作れるかな?とまず考える。
自分でできないところは、できる人にお願いするとかね。
ただお金で解決するのではなくだね。


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