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自転車のタイヤがぺっちゃんこ。さあ、どうしましょう

ふとちゃんの体験をもとにした記事です。

通学に、お買い物にと生活の中で欠かせない自転車。
メンテナンスも自分でできたらいいですよね。


パンクを疑う前に…


タイヤの空気が抜けて、ぺっちゃんこ。
でも、パンクとは限らないのですよ。

バルブ(空気を入れる所)の中にある、
虫ゴムが古くなって空気が抜けた可能性があります。

タイヤに空気を入れてみて、バルブの先っぽに、
せっけん水を付けて、泡が膨らんだら虫ゴムが古くなっている証拠。

その場合、ナットを外して、バルブ本体を引き出し、虫ゴムを交換します。
新しい虫ゴムを装着後、元あったように取り付け、空気を入れれば修理完了です。


パンクを直してみよう


虫ゴムに異常がなかった場合は、パンクでしょうね。
タイヤチューブの穴をふさぐ必要があります。

パンク修理って、何だか大変そうなんですが、
実は30分もかからずに、自分でできるんですよ

今はホームセンターに行けば、修理キットもあるので結構簡単なんです。
ちなみに100円ショップにも、修理用品があります。
見た目より簡単な作業なんですよ。

まずは、よいしょ!!自転車を逆さまにしましょう。

これで安定した状態で作業ができます。

  • ①タイヤの中に隠れているチューブを取り出します。

ここで活躍するのが、専用のヘラ=タイヤレバー。
タイヤとリムの間にタイヤレバーを差し込んで隙間を作ります。
10cmぐらい間をあけて、もう一本タイヤレバーを差し込み、タイヤの手前側を少し外します。

  • ②この作業を何度か繰り返し、リムからタイヤの手前側を全て外すようにします。
  • ③中からチューブを全て取り出します。
  • ④洗面器などに水をはり、その中にチューブをつけていききます。

チューブを指で押しながら水に付けていくと、ブクブクと泡が出る場所が!!
そこが、穴の開いた部分です。

  • ⑤穴の開いた箇所周辺をよく拭き取って、紙やすりで穴の周囲をこすります。

専用ゴムのりを塗り、パッチを貼ります。
仕上げに木の板の上で木製ハンマーで叩いて、しっかり密着させます。
これで穴がふさがりました。

チューブをタイヤの中に戻します。
逆さまの自転車を起こして、完成。

後輩にも伝えていきたい

時代が変化し、お金を出せば、何でも手に入る時代になりました。
周りの人に「自分で修理して使いなさい」とまでは言えないけれど、
ものを大事する気持ちが薄れているな~と思います。

修理の仕方も、本来なら親からこども、先輩から後輩へ受け継がれていくのが理想だけれども
時代が変わって、世代を超えて伝えていくのが難しくなりましたね。
とても残念だし、もったいないと思う。
今は先輩後輩のコミュニケーションが足りないのかも。
実際に現場を見たり、現物を見たりしたら、修理って楽しいし簡単だってわかるんだろうけどな。


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