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大切に使えるものを迎え入れる

エコ家族の体験をもとにした記事です。

ものを敬う


自然素材(木材・布)から作られたものは
多少壊れても、修理を重ねることによって、長い年月の使用が可能です。
プラスチック製品は安価ですが、修理となると難しい…
我が家のリビングテーブルは、もともとはダイニングテーブルとして使用していました。
新居の居間に座卓として使う為に、足部分を外して短い角材と交換しました。
(高さ70cm→38cm)
もちろん、元に戻して使うこともできます。


こどものお手伝い用の椅子は、先代より使われていたものです。
50年以上経っていますが、まだまだ現役です。
エコは、一人一人がものに対して愛情をかけて、手入れ・修理をし、
できるだけ長い期間関わっていく姿勢が大切です。
使い捨てが日常化していく現代の日本において、
そうではない生き方をこども達に伝えたい。

日々の暮らしの中で、その方法を模索しています。


ごみは最小限


以前は、野菜くずを庭の畑に埋めていました。
でも、冬になるとカラスが掘りおこしてしまって断念。
先日、意を決して生ごみコンポストを購入しました。
野菜くずが堆肥として生まれ変わる様を楽しみに日々蓄え中です♫

びんや缶などの資源は、地域のリサイクルステーションを利用しています。
こども達の古着は、海外の救援物資に協力しています。
しみのついた洋服は、ボタン・ファスナー・リボンなど使える素材を取り外して
リメイクに使います。取り置きの量を決めることもポイントのひとつです。

こう考えると、暮らしの中でもごみを減らすことができる!!
もちろん、毎回きちんと実行するのは難しく、疲れている時は
“もったいないなあ~”と思いながらも処分してしまうこともありますよ。
無理をしないで、“できる時にできることを”です。


物を増やさない生活


購入を決める時は、実際に目で見て手でふれてから考えます。
ものの質や量は家族でコントロール。
時には、“便利だけど、今は買わない”との強い意志も大事ですよね。
「使い切ることができるのか?」「管理責任はもてるのか?」などなど
常に熟慮した末に、必要なものを自宅に迎えます。

便利で安価な商品が身近にあふれ返っている現代…
心の舵取りを試行錯誤する毎日です。


憧れの銀食器に備えて


…実は、いつの日か銀食器をもつことが、ひそかなわたしの夢。
光り輝く美しさの反面、気難しさも持ち合わせる銀食器。
持ち主の人生に寄り添う様をいとおしく感じます。

細やかな手入れ方法を身につけるために、バザー品の金属製食器を使用して練習中。
“洗う・拭く・磨きあげる”
長く大切に使うためには、少々面倒でも、日頃から手をかける心構えが
ものの美しさや機能を保つのでしょう。

   


 

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