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生徒さんから学ぶこともあります

かおちゃんの体験をもとにした記事です。

教える時に気を付けていること


レッスンの中では教えるだけでなく、自分も勉強になることがいくつもあります。

色の配色や組み合わせ方などは、自分とは違うセンスを見ていて、すごい!と思う事があるんです。
生徒さんが迷っている時には、「こんな色とかどう?」などアドバイスしますが、
基本は自由にやってもらう感じです。


こどもの生徒さんだと、
簡単に型抜きパンチで型抜きしたものを貼っていくやり方もあります。
また、切り絵にして自分の好きなように貼ってみたりする子もいて驚きました。

私だったら考え付かないような、それぞれの個性が出ていて、勉強になるし楽しいですね。



お皿やコップなど、作りたいものに転写紙というものを貼って作っていきます。
その時の空気抜きの力加減がわかりにくいと思うので、
生徒さんが失敗しないようにわかりやすく伝えてアドバイスしています。

特にこどもの生徒さんは、最初は力加減がわからなくて、転写紙が破れてしまうこともあります。
でも、失敗したらやり直すこともできます。
勉強にもなるので、がんばれ!と声をかけて見守っています。


エアコンを使わない時期が、ほどよい湿気で作りやすいんですが、冬場は空気が乾燥していて色の転写紙が破れやすいです。

また、貼っていく白磁と転写紙の相性が合わないこともあります。
プラチナやゴールドの転写紙がうまく発色しないなど、焼く時の温度調整などによって変わるので、この転写紙は〇〇度にしなければならないなど、何度か試さないとわからないこともあります。


白磁なら何でも良いわけではなく、はじめのうちは割れてしまうことも何回かありました。
8回くらい繰り返して10回目で奇跡的に仕上がったことも。

日本製の美濃焼がいいですが、100円ショップ、ニトリのものでもできたりいろいろですね。
試行錯誤しながらやっていますね。


 

作った器で楽しむ


作った作品は、普段はもちろんプチパーティーなどでも楽しむことができます。
こどもの(5歳)お誕生日をお祝いした時には、
「2段トレイ」にケーキなどを載せて楽しみました。

毎回レッスンの後にティータイムを設けていて、
そこでも自分が作った食器を使って珈琲、ケーキなどを出していますが、それもなかなか好評です。


陶芸体験などで作る茶碗などは重く、作ってもなかなか実際に使うには難しいものもあります。
その点、ポーセラーツで製作したものは白磁やガラスなど、普段使いの物を使って作っていくので、
日常に使いやすいと思います。

また、プレゼントに最適なので、贈る方に合せてティーポットセットやグラスを作る方も。
出産のお祝いにランチプレートを贈る方もいます。
こどもが大きくなって使えるようにと願いながら作ると贈る方も贈られた方もうれしいですよね。



わたしのこどもも自分で作ることがあります。
長男が8才の頃は「作りたい!」といって、ランチプレートやマグカップ、お皿などを作りました。
実際に自分が作ったもので食べるのはうれしいみたいなんです。

自分で作ると愛着がわくんですよ。

私も割らないように、洗う時は慎重にしますね。
割れたら落ち込みますよ。

この世に1つしかないオリジナルなので、物を大切にするようになりますよね。

最近、取り入れたものに「ステカ」という機械があるんです。
パソコンに繋げて使うカッティングマシンで、簡単に型抜きができます。

自分の好きな写真や画像を転写紙にプリントして、自分のオリジナル作品を作る事もできるんです。
例えば、アイドルが好きな人は、個人で楽しむ範囲ならいろいろ作ることができますよ。
生徒さんのこんな感じにしたい!という要望にもっと応えてあげたいなと思っています。

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陶器とは陶土という粘土から作られている土もので、給水性があり光は透さないものです。
また、磁器とは陶石という石から作られているもので、給水性はあまりなく光を透すもの
のことを言います。
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