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トールペイントで生活用品を彩る

かっぱちゃんの体験をもとにした記事です。

トールペイントとの出会い


わたしがトールペイントをはじめたのは2000年ごろのこと。
こどもが通園していた幼稚園で役員をしていたんです。
バザーでは手作り品販売がメインだったので、何か作ってみようかな?と思いました。


役員仲間の旦那さんが大工のお仕事をしていたので、
木を適当な形に切り抜いてくれました。
それにトールペイントで絵付けして
Welcomeボードやヘアゴムの飾りを作り、
作品として販売してみたんです。
そうしたらとても好評だったの。


当時、アメリカンキルトやカントリードールなどを作るクラフトが流行っていたので
「私の部屋」などの本を参考にして作りました。


 

トールペイントってなぁに?


アメリカでは絵を描くことが好きな主婦達が
日用品などに描いて楽しんでいました。

お金もあまりないので油絵の具ではなく、
アクリル絵の具を使っていました。
それがトールペイントの始まりです。

身近なキッチン用品や木の器などにペイントして暮らしの中に飾ったり、使ったりして楽しんでいたようです。


外国からの移住民が多い国なので様々な伝統的な技法や描き方があります。
トールペイントは1980年代にアメリカから日本に伝わりました。

当初から著作権等がきちんとしているクラフトでした。
トールペイントの専門誌に掲載されている作品は、デザインや描き方が掲載されているものもあります。
作家さんの作品のデザインを真似して描いたものを営利目的で勝手に使用してはいけないなどの決まりがあります。
個人で楽しむ範囲なら問題ないのですけれどね。


 

身近なものにペイントしてみよう


まずは食品の入っていた空き瓶や100円ショップの小物などにペイントしてみるといいと思います。

ハンドバッグやスマホケースなど普段自分がよく使う物にペイントすると楽しい気持ちで描けて、しかも使うことができますよ。


初心者なら100円ショップのアクリル絵の具をまず使ってみるといいかもしれません。
上級者用では香水の香りのついた絵の具もあるんですよ。最近は食器用や布用の絵の具も市販されています。


トールペイントは「わたしは絵が苦手だから…」と思って難しく考えている人もいますが、図案を見て見本のように真似して描けば完成させることができます。

平筆、丸筆を使いカンマを書くように描くカンマストローク、Cの字を書くように描くCストロークなど誰でも描きやすい基本のストロークを覚えれば初心者でも楽しむことができるんです。


綿棒や爪楊枝の後ろなどを使ってポンポンと真上から簡単に点を描いたりもできますよ。
レースペーパーを使ってスポンジで押さえてしまえば、レースの模様を写せます。




※絵の具をのせるパレットは牛乳パックを使う事も
できます。


 

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