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わが家はエコを積極的に採用

あやこちゃんの体験をもとにした記事です。

環境に優しいシステムを使っています


わが家の一番の特徴は寒い季節は太陽の熱を利用する、暑い季節は外気を利用する、という風に自然を活かす構造になっています。
冷暖房器具や電気をあまり使わずに冬は暖かく、夏は涼しく過ごせるシステム
このしくみは、約30年前から住宅に採用され始めたそうです。


冬は太陽の熱を屋根に設置したパネルに集め、屋根裏の機械に集めた後、ダクトを通って床下の蓄熱コンクリートまで送られます。そして、各部屋や洗面所、トイレにある床の吹き出し口から暖かい空気が出てくるようになっています。こどもも「寒いからイヤ」って部屋の移動を嫌がることもないし、床は暖かいから靴下もぬいじゃってます。
ちなみに、冬でも屋根の温度は50~60度にまで上がるんですって。


夏は太陽の熱を屋根に集め、排気口から熱を外に逃がします。
床下の冷たい空気が集められ、夜になると、各部屋の床吹き出し口から冷たい空気が出てくるんですよ。
ほかにも、太陽の熱は給湯にも使われますし、空気の循環もしてくれるんです。


モニターで家全体を簡単にチェック


これらのシステムは人間が操作をしなくても自動で機械がコントロールしてくれるのでとっても楽です。自動で節約していることになりますよね。

空気や熱が循環するシステムの音は、昼間だけかすかにします。ひとりでいるとファンの音がシュンシュンとかすかにする程度。夜、眠っている時間帯には音のするシステムは動いていないので静かで快適ですよ。

冷暖房は補助的に使うことはあります。
冷え込みのきつい冬の朝晩、2月の今日は10時くらいまでつけていました。
夏の昼間に人がたくさん集まった時、冷房を使うことがあります。
夜、1階は涼しいのですが、2階の寝室は暑いから使うこともありますね。

モニターで家全体の空気循環状況を確認することができます。
わが家はリビングでチェック。ネットでも状況確認できます。
各部屋や屋根、床などの温度も表示されますよ。

常に自動で空気の循環がされているので、窓を開けて空気の入れ替えをする必要がないんです。でも、掃除機をかける時などは開けますよ。
湿気もなく、少し乾燥しているので加湿器を使うことがあります。洗濯物を干すとちょうどいいんですよ。花粉症のわたしは助かっていて一石二鳥ですね。
梅雨の時期でもじめっとしないんですよ。


どこに価値を置くかが決め手


光熱費については、10~15年で設備のもとが取れるという試算です。わが家のこの冬、1月の電気代は月1万円程度。ガス代は月7千円程度。主にエアコンと給湯にお金がかかっていますね。

家には納得いくお金のかけかたをしたかったんです
例えば細かい設備ひとつに高いお金をかけるのではなく、家そのものにお金をかけたかったんです。ずっと長く住む家ですし、毎日生活する上で快適と感じる部分を重視しました。家の構造や材質などにこだわったんですね。住めば住むほど快適さを感じています。
一見どこにお金がかかっているかすぐにはわかりにくい家ですが、
何度も来てくださる人はだんだんと気持ちよさを分かってくれるようです。


 

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