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ふなさんの体験をもとにした記事です。
エネルギーも地産地消で近距離移動をエコに!
小さなかわいらしい車、細身のバイク、自転車が並ぶ一角が「スマートモビリティパーク」です。
低炭素社会に向けて必要となってくるのが
交通分野の取り組み。
これまでは、エコカーに買い換えましょう、エコドライブに取り組みましょう、そして公共交通を利用しましょうといった啓発活動が中心でした。
でも、わたしたちの行動が変わらなければ、エコにはならない。
「スマートモビリティパーク」は、
近距離移動をエコにするための拠点なんです。
2013年秋からは、市内約20カ所に同様の拠点が配置され、
登録した人が利用できる
モビリティシェアリング「Hamo:RIDE(ハーモライド)」がスタートする予定です。
ここの乗り物は、全て電気で動きます。
ガソリンと違って、走行時にCO2が排出しません。温暖化防止につながります。
しかも、電気の一部は塀のようになっている太陽光パネルで発電しているんです。
このパネルは、両面で発電できるすぐれもの。
発電するところと充電するところがすぐそばだから、送電時のロスがほとんどありません。
電気も「地産地消」とはさすがです。
太陽光パネルの手前に見えているのは電気自動車の充電装置です。
わが家に、電気を使う乗り物がやってくるのも時間の問題かもしれませんね。
かわいくてエコな超小型電気自動車
かわいくて目を引くのが超小型電気自動車「コムス」。
全長約2.4m、幅1.1m、
一般販売もされている一人乗りの車です。
自動車の運転免許を持っていて、事前予約をすれば体験試乗ができるんですよ。
本秋から予定されているレンタル利用の方法を教えてもらいました。
「利用カード」を車体にかざすと認証され、利用可能となります。
そして、充電ケーブルを充電器に戻して準備OK!
あとは普通の自動車と同じように操作します。
座ってみると車内は意外に広く感じます。
近未来の車に乗ったみたいでなんだかわくわく。
乗り物好きのこどもも喜びそう!
一人乗りだから一緒に乗せられないのが残念ですが。
市内各所にシェアの拠点ができれば、移動で発生するCO2が減らせますね。
たとえば、買い物に行く時は、
「お店の最寄り駅まで電車で出かけ、駅からは超電気小型自動車でお店へ」
エコですね!
ぜひ使ってみたいな~と思ったこの先進的な仕組み。
2012年10月より、愛知環状鉄道の貝津駅などで、企業・行政・大学など多数の関係機関で実証実験を行っています。
エコフルタウンの「Hamo:RIDE(ハーモライド)」は、2013年秋から登録制で利用できるように準備中です。
一番人気の電動アシスト自転車
モビリティシェアリングには、
電動バイクや電動アシスト自転車もありますよ!
電動アシスト自転車は、一般販売もされていて
普通の家にある屋外コンセントで充電できるんだそうです。
スマートモビリティパークの試乗で一番好評なんですって。
確かに気軽ですし、ペダルを踏み込んだときの驚きが実感できます。
利用方法は現在検討中です
スマートモビリティパークは無人です。
利用できるようになったとき、
鍵と充電器の受け渡しはどうするのでしょう…?
答えは丸い模様が印象的な設備。
超小型電気自動車同様、登録した利用カードをかざすと、
鍵と充電器があらわれるのです。
乗り物の利用ルールや料金などは現在検討中。
未来のものと思っていたエコ交通がもうすぐこの豊田で現実になる…。
楽しみで待ちきれませんね。