ホーム > > 機織り体験!コースターを作りました
juntackの体験をもとにした記事です。
見ているだけでは物足りなくなり手作業をやってみた
昔ながらの手作業をやってみたくて「機織り体験」をしてみました。
コースター作りです。
事前に電話予約をしたのですが、小学校などの団体予約が入っていなければ予約可能です。楓門の2階が実習室になっていて、そこで早速説明をしてもらいました。右足と左足でペダルを踏むことによって、タテ糸を上下に分けて、その間にヨコ糸である竹ひごを通すんです。
ここでポイントは、竹ひごの長さがバラバラにならないように、左右端の幅を揃えることです。
編み終わりは房を作るために、細長い厚紙を2本はさんで、再度織ります。厚紙と厚紙の間の糸を切って切り離します。竹ひごを揃えて切るとき、せんていバサミで切るんですが、かなり力が要りました。
20~30分程で3つのコースターのでき上がり。
とても丁寧に教えてもらえるので、不器用なわたしでも割と簡単に作ることができました。
使用する時は、防水スプレーをすると良いそうですよ。
機織り体験のリピーター
機織り職人のお話を聞きました。
「ここの体験は、小学校などの団体が来ることが多く、実際に体験したこどもたちが、再び家族で来てくれるんです。リピーターもいますよ。1回目はコースターを作ったから、2回目はテーブルセンターを同じような柄で作って揃えたりするんですね。以前、1メートル程の長いものを半日ぐらいかけて織った人がいました。織っている時、余計な事は何も考えず無心になれるのが魅力でもあるんです。昔は足助の年配の方は、どの家にも機織り機があって、三河木綿を織っていたそうです。かつては、機が織れないとお嫁に行けないと言われる程に、女性には大切な仕事だったんですよ。」
木になる店でお土産を探そう
楓門1階の売店「木になる店」に立ち寄りました。
オリジナル商品から体にやさしい食品、山の幸、民芸品が揃っていました。どれも魅力的で何を買おうか迷ってしまいました。
三州足助屋敷で、昔ながらの生活を味わいながら、手作業の歴史を学びまた体験することができました。自分の生活に必要なものは、自分で作るしたたかな山の生活を一度この施設に足を運んで体験してはどうでしょうか。
- 冬の仕事、紙すきでできる丈夫な三河森下紙
- このエコ行動は
これ以上レベルアップできません。