ホーム > こどもと遊ぶ > クールシェア ~まち編「豊田市美術館」
ふなさんの体験をもとにした記事です。
散歩がてら、美術館へ
近代・現代美術作品の展示や楽しいワークショップで人気のある豊田市美術館。
こどもとたびたび散歩で訪れていましたが、
最近ちょっとご無沙汰していました。
でもクールシェアのパンフレットに載っているのをみて、「そうだ!美術館、行こうか!」
一帯は公園のようになっていて緑がふんだんにあり、
七州城の隅櫓もそびえています。
常設展、企画展や隣接する髙橋節郎館は入館料が必要ですが、ミュージアムショップや図書室の利用などは無料です。
(こどもは入館料も無料)
どんぐりのまだ青い実を見ながら建物に向かい、
スロープを登ると池が夏の青空と雲を映して清々しい。
入館して作品を鑑賞。あまり高尚なことは言えるはずもなく、
こどもと二人で「本物みたいだね~」と感心したり、
「んーこれはなんだろう…」と腕組みしたり、
いくつかの作品の塊をみて「どれが一番好き?」なんて小声で言いながら。
一緒にこんな時間をすごしたことを
覚えていてくれるといいなあ。
アートであそぼう!
こどもに、「この美術館ってどんなところがいいかな?」と聞くと、
「鏡!」と。
やっぱり。
中庭にある箱型の作品の前へ。
面ごとに赤や青の原色に塗られていたり、
鏡になっているんです。
鏡に半身を映して、見えている方の足を上げると
まるで両足が浮いているように見えます。
映し方によって“変顔”になったり、ありえない体型になったり、大笑いしながら遊べます。
遊ぶためのものじゃないかもしれないけど、
こどもと一緒にアートを楽しんでいることになる、かな?
それに、丘の上の美術館ですから
風が通り抜けて気持ちいい!
豊田スタジアムや山並みを望む景色も見ることができます。
「美術館の感想、他には?」
「建物が四角ばかりだね」と。
美術館建築で有名な谷口吉生氏の設計。
建物自体も見事な作品なんですよね。
想像力が大いに刺激されます
ミュージアムショップもオススメです。
普通のお店では見ることのないようなおもしろいおもちゃや文具、想像力を刺激されるものがいっぱい。
友人への贈り物をわたしは時々ここで買っています。
本も、難しそうな分厚いものから絵本まで幅広い品ぞろえ。
いつもは手に取るうちにあっという間に時間が過ぎますが、今日はこどもと一緒なので、本を眺めることもできず、おもちゃコーナーでひとしきり「これすごい!」「へ~」「おもしろいね~!」といいあって楽しみました。
残念ながら、長期休館中です(平成27年10月まで)
豊田市美術館は、約1年間改修工事のため長期休館しています。
(平成26年9月16日から平成27年10月9日(予定))
その前日までの3日間、「光の切り絵」作家酒井敦美さんの作品が池に映し出されました。友人たちの間でも評判を呼んでいて、わたしもこどもと見に行きました。
大勢の方でにぎわっていて、作品は夢心地になる素晴らしさでした。
休館中でもアートは楽しめちゃう
美術館が休館になって残念だなって思ったのですが、
休館中でも美術館はアウトリーチ(館外活動)を行うそうですよ。
また、美術館の楽しみのひとつ「ミュージアムショップ」は、
豊田市中央図書館3階入り口で営業しています。
詳しくは、豊田市美術館のホームページをご覧ください。
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これ以上レベルアップできません。