ふなふなの体験をもとにした記事です。
わたしは、こどもが生まれる前から環境教育に興味があったんですよ。
だから、わが子と一緒に環境のことについて学んでいけたら
素敵だなとずっと思っていたんですよ。
テーマはいたるところに
実験テーマは、季節、自然、1日の流れなど…身近にあるものから。
例えば、
●片栗粉とお水を使ったら
⇒ダイラタンシー現象を実感できますよ。
※力を加えると「ぎゅっ」と硬くなり、ゆるめると「とろーり」となる不思議な現象です。
波打ち際のぬれた砂を踏むと乾いたような状態になる現象も同じです。
●卵をにぎりつぶすことはできるかな?
⇒卵の形の強度を実感。
※4つ端を固定したシーツ目掛けて卵を投げても、割れないです。
●目玉焼き
⇒横から見ると、どんな形かな?
加熱するとどこから固まるかな?
●段ボールでお家を作り窓の外から扇風機の風を入れる。
窓が1つの場合と2つの場合の違いはどうかな?
⇒風の流れを体験。
テーマを考えるときには本はもちろん、
インターネットで「お家+実験」で検索してみると、ヒントがたくさん見つかりますよ。
「はてな」につながる絵本も、たくさんあります
生活の中での不思議を感じる時、合わせて絵本をこどもと読むのも
実験への導きとしてオススメ。
例えば光の屈折を感じる時は、『まほうのコップ』 はいかがですか?
わたしもあらためて「おもしろい本だったなー」と思います。
まほうのコップ (幼児絵本ふしぎなたねシリーズ)
藤田千枝 原案、川島敏生 写真、長谷川摂子 文
福音館書店
音の話題でしたら、『あーといってよあー』がオススメ。
あーといってよあー
小野寺悦子 文、堀川理万子 絵
福音館書店
おとな向けには、科学をテーマにした絵本の紹介をしている本もあります。
かがくする心の絵本100
別冊太陽―日本のこころ
平凡社
この本は、たまたま動物園で見かけ購入した本なのですが
絵本の紹介から導きまで、内容が充実しています。
おとなになっても、不思議が楽しい!
テーマを決め、リハーサルをして、こどもと実験。
失敗を繰り返すこともあったけれど
新しい発見があったり、リハーサルで実験が成功した時は本当にうれしかったな~。
そういえば、やろうと思って構想を練るけれど結局やらず…なんてのもあったし。
わたしは「センス、オブ、ワンダー」
=「神秘さや不思議さに目をみはる感性」を大事にしたいと思っています。
※「センス、オブ、ワンダー」レイチェル・カーソン著 より
そして、「センス、オブ、ワンダー」レイチェル・カーソン著 の一文。
「わたしたちが住んでいる世界のよろこび、感激、神秘などを
こどもと一緒に再発見し、感動を分かち合ってくれるおとなが、
少なくともひとり、そばにいる必要があります」
は、わたしに「こどもとともにいるおとな」の役割を教えてくれました。
おとなになっても、いろんな不思議を感じるのはこんなに楽しいんだーって思いますね
- シャボン玉で遊ぼう
- このエコ行動は
これ以上レベルアップできません。