ホーム > こどもと遊ぶ > プレーパークの世話人をしてみよう!
けーちんの体験をもとにした記事です。
プレーパークの「世話人」って何する人?
前回お伝えしたプレーパーク。そこでこどもを見守る「世話人」についてご紹介します。
- 何をする人?
- どういう人?
- 何のためにやっているの?
などなど、お伝えします。
プレーパークにいる大人は全部で4種類。
プレーパークにいる大人は全部で4種類。
- プレーリーダー
- 世話人
- 自分のこどもを遊ばせている世話人ではない大人
- 1人でぶらりと遊びに来てる大人
プレーリーダーは仕事として、こども達の遊びを見守っています。
こども主体の遊び場ではあるものの、明らかに危険なことはしないように
目を配らせています。
使い方を誤ると大けがをするような道具や刃物を使う時には、
使っている様子を見守ってくれます。
けがをするまで見守ることもあれば、大けがになる前に使い方を教え安全な遊びの
助言をしてくれることもあります。
プレーリーダーは世話人が面接をして決めます。
仕事なので子どもと向き合う気持ちや経験が必要です。
世話人は簡単で楽しい!
世話人は、どなたでもなることができます。
普通のお母さんやお父さんがやっています。
自分のこどもを遊ばせながら、プレーパーク全体をゆるく見守っています。
世話人になると、自分たちで運営している実感が持て、他の世話人とも
仲良くなれるので、とっても楽しいですよ!
世話人になると子育てが楽しくなる?
いま、「とよたプレーパークの会」には20人くらいの世話人がいます。
世話人になって楽しいこと・・・。
それは、1つの物事に世話人同士で白熱して話し合うことです。
例えば、やんちゃな男の子が、大きなタイヤを坂の上から転がす遊びを始めたとします。
タイヤが坂を転がって加速していくのは、その子にとって、とても楽しいことです。
でも、坂の下に人がいたらどうでしょうか。
これが普通の公園なら、何も考えずに強制的に止めます。
ところが、プレーパークは"自分の責任で自由に遊ぶ"をモットーに掲げていますので、大けがに関わるようなこと以外なら、大人達は言葉をぐっとこらえます。
こどもの失敗を奪いたくないからです。
親たち同士で遊びのことを話し合える!
もう少し詳しく説明をすると
「タイヤを坂の上から転がす」ことを、
- やる前に止めるべき?
- 止めないで自由にさせておくべき?
- ころあいを見計らって止めるべき?
- 止める時に、どんな言葉をかける?
ということを、とことん話し合います。
「止めるべき」としても「どんな言葉で、何を伝えるか」が大切なのです。
子どもは何でも素直に聞く半面、何でも反発してしまいます。
言葉の使い方、伝え方次第で、こどもの考え方が変わるからです。
どう対応したら良いのか、おそらく正解はありません。
世話人同士の考えの違いが分かることも楽しさのうちです。
他のお父さんお母さんの意見で、ハッとすることも多いですよ。
会としては
「話し合った結果、やっていいこととやってはいけないことの境目をこう決めました」
というようにプレーパークとしての決まりを作っていきます。
子育てに困っている時も大歓迎
あるお母さんが世話人になるときに、
「うちの子はとにかく落ち着きがなくて、乱暴で、本当に困っている。
みなさん。うちの子、一緒に育ててください。」
このお母さんは自信を無くして本当に困っているようでした。
世話人で話し合って、「みんなで育ち合おう」ということになり、
プレーパークに来るうちに、良い方へ少しずつ変わっていきました。
駆け込み寺のような場所でもあります。
少し大げさな例ではあるのですが、
こんなふうな方も、みんなで話し合って、どうしたらよい方向になるか考えて、受け入れています。
もちろん
- ただ自由に遊ばせたーい!
- なんとなく楽しそう!
と、直感で来ていただいてもOKですよ。
世話人になるのもやめるのも簡単!
世話人になるのは簡単です。
試しに3ヶ月間だけやってみる、という参加の仕方もアリです。
世話人に「私も世話人やってみようかな」というだけでOKです。
辞めるときも簡単です。
「これから家庭の事情で忙しくなるからお休みしたい」
という時は、世話人に話してくれれば大丈夫です。
なるのもやめるのも自由なので、興味がある方はまず入ってはいかがでしょうか。
参加されているのは、豊田市のお母さん・お父さん達で、住んでいる場所は様々です。
ご近所さんもいるかもしれませんね。
鞍ヶ池プレーパークでお待ちしています
まずは鞍ヶ池プレーパークに一度お越しいただいて、
「世話人やってみよう!」というかたは、そこにいる世話人に
話しかけてみてください。
プレーパークの様子は「とよプレ日記」を、プレーパークの開催日時は、「とよたプレーパークの会」のブログを見てくださいね。
- 親がホッとできる、こどもの遊び場
- このエコ行動は
これ以上レベルアップできません。