「柳川瀬子どもつどいの広場にこにこ」ができるまで

自然の中で親もこどもも遊ぼう！
このエコ行動は
これ以上レベルアップできません。

みやりんの体験をもとにした記事です。

「柳川瀬こども園」から「柳川瀬子どもつどいの広場にこにこ」へ

「柳川瀬子どもつどいの広場にこにこ」（※以下通称「にこにこ」）は元々「柳川瀬こども園」だったんですよ。
まだこども園だった頃、地域の未就園児と親を対象に「子育て広場」が週に１回開催されていました。
ある時、わたしが以前、幼稚園教諭の仕事をしていたことを知っていた園長先生から「お手伝いをしてくれないかな？」と声をかけられたの。
月に４回「子育て広場」があるうちの１回をわたしたち有志「キッズプランナー」が担当することになったんです。
最終的には月に２回わたしたちに任せていただけるようになったんですよ。

同じくらいの年齢のこどもを持つ親同士が、情報交換できる、とても良い時間で、わたしたちの子育て支援活動の原点です。
「畝部こども園」が「柳川瀬こども園」を吸収して合併することになり、「柳川瀬こども園」が閉園になるまで続けていました。

キッズプランナーの運営について

市民団体である「キッズプランナー」は最初、自分たちの口コミなどで集まった上郷地域の仲間で運営していました。
わたしの下のこどもがこども園に通っていた平成15年頃、保護者の会で活動をしていたことがきっかけでした。
平成24年「にこにこ」で市との共働として運営していくにあたり、メンバーの募集をかけました。
8:45～17:15の時間帯に仕事ができて、親子のことに関心があったり、こどもが好きな方に来ていただきました。今は15名で運営していますよ。

「柳川瀬子どもつどいの広場」以外での活動では、イベントに遊びにきてくださるお母さんの中から受付などのお手伝をしていただきき、活動を続けています。
キッズプランナーブログhttp://860kids.blog.fc2.com/

幼稚園教諭だった頃の自分、「にこにこ」での自分

わたしにまだ、こどもがいなくて幼稚園で担任として働いていた頃。親御さんから「家と園での態度が違うんですよ。」と相談を受けたことがありました
園でのこどもの様子を見て親御さんに「この子は園でとてもいい子ですよ。大丈夫ですよ。」と答えたりしていました。

でも、いざ自分がこどもを産み、育ててみて家の中で24時間こどもと２人きり。旦那やわたしの親も仕事をしていて話す人もいない。助けを求めるところがなかった。という辛い経験をしたことがありました。
だから、家の中で親子２人悩むようなことがあれば、こんな施設があるよ、という情報提供もしていきたいですね。

今は自分の子育て経験を活かし、単にあの頃のような「大丈夫」という声かけではなく、
「にこにこ」では少しでもお母さんの話を聞いて、気持ちに寄り添ってあげたいなという思いがあります。

ここは園とは違って、必ず行かなくてはいけない場所ではなくて、
親御さんやこどもさんが「にこにこに遊びに行きたい！」と思って来てくれる場所。
来てくれるということは思い出してくれる場所ということだから、すごく感謝していますね。

これからのわたしの活動

わたしは基本、月～土曜日まで「にこにこ」で仕事をしています。
週末などに外に出て行き、まちなかの広場を利用した「あそべるとよたプロジェクト」http://asoberutoyota.com/などの企画に日程が合えば参加し、子育ての楽しさや、こういった施設があって遊べるところがあるよ、ということを伝えていきたいと思っています。

「柳川瀬子どもつどいの広場」は豊田市役所保育課と市民団体キッズプランナーとの共働事業として行っています。
また、キッズプランナーは豊田市社会福祉協議会やとよた市民活動センターに市民団体登録しているので、「活動に協力して欲しい」という声がかかることも多いんです。何かお手伝いできるものがあれば参加したりします。
ただ、今はめいっぱいでやっているので、なかなか他のことまではできないのが現状です。
体がもっといくつもあったら・・・やりたいことは、たくさんあるんですけどね（笑）。

【柳川瀬子どもつどいの広場にこにこ】
豊田市畝部東町船場８-１
電話番号 0565-25-0008
開館時間：9：00～12：00／13：00～17：00（12:00～13:00は利用不可）
http://www.city.toyota.aichi.jp/shisetsu/kosodate/tsudoi/1006741/index.html
キッズプランナーブログ
http://860kids.blog.fc2.com/