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澤田あや子さん

 今回は田中利江子さんよりご紹介いただいた、澤田あや子さんの登場です。お住いは石野地区小峯町です。昭和62年から当時の豊田市文教施設協会石野公民館と現在の豊田市文化振興財団で通算24年間勤めて定年退職しました。
 退職後、高年大学10期生・14期生として学びの機会を得て今では卒業生と共に10期生のAJB40(あきれた じいさん ばあさん 40人)と14期生「高橋仲良し会」で交流を楽しんでいます。

仕事をやめた後の暮らし方は?
娘が双子を出産したことが、仕事を辞めるきっかけでもありました。その後、高年大学に入学しました。また、14期環境農学科に再入学し、高橋農場で実地に学ぶ事ができました。仕事をしている時も人との交流はもちろんありましたが、仕事とはまた違った高年大学で人とのつながりが広がり、様々な楽しみ方があることを実感しています。
高年大学その後の活動はどんな事をしていますか?
現在、AJB40でパソコン、カメラ、陶芸、マレットゴルフ、短歌、ゴルフ、水彩画、料理など様々な学びをしながら活動しています。パソコンを持っている人にはメールで会の連絡をします。また画像を取り込むためにカメラも学び、野菜の花などカメラに収めています。ブラックベリーの花は
なんとも言えない愛らしさがあります。3月にはAJB40第6回「わいがやフェスタ」による1年間の活動発表会が福祉センターで開かれ130人が集まりました。
暮らしでこだわっていることは?
もともと交流館に勤めている時から料理に興味関心がありました。そして、
これは母から教えてもらった漬物のつけ方、味を今も大事にし、季節の野菜大
根、梅干し、カリモリ、キュウリ、カブなどその時々漬物にして楽しんでいま
す。栗の渋皮煮、蒸しパンなどはおばあちゃん代々の味です。味噌も手作りし
ています。環境農学科で学んだことが野菜づくりにも活かされています。こだわりとしてタネを収穫しそのタネから育てています。特に環境に優しいことをしている訳ではありませんが、畑づくりは生ごみ処理にもなるし、タネは自家栽培で採るし、旬の野菜を上手に活用していること。仲間で包装紙や食事の時にテーブルに敷かれているマットを再利用したポチ袋や箸置きなどを作って楽しんでいます。こんなことがエコな暮らしにつながっているのではないかと思います。
今、楽しんでいることは?
高年大学で学んだことで多くの人と出会い、仲間と学びの場を増やし、可能性を広げています。また新年会・旅行・忘年会などもあり、仕事の時には考えられない人生の楽しみ方があり、今は本当に良かったと実感しています。

 澤田さんは24年間文化振興財団非常勤特別職として勤務されて、仕事上も人との交流はあったのでしょうが、仕事では得られない人との交流が新鮮だったと言います。現在のAJB40を十分楽しみながら、一方では丁寧な暮らし方をしていらっしゃるとお見受けしました。
人物リレー紹介今号をもって終了します。ご協力くださった皆様に感謝申しあげます。次回からは豊田市内の市民活動団体を紹介します。お楽しみに!(インタビュアー 守随 純子)

澤田あや子さん