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会員突撃インタビュー 第11回

今回のゲストは吉田香さん。eco-Tのインタープリター&環境学習コーディネーターの活動に加えて、今年から「なごみ」グループでe-caféのメンバーとして活躍しています。

はじめに、趣味はなんですか?
趣味はトールペイントと料理。トールペイントとは、木でできた時計や入れ物にアクリルインクで動物や植物の絵をペイントしていくものです。始めたきっかけは、主人の仕事の関係でアメリカに住んでいた時に、先生が教えてくれました。作品によっては数ヶ月かかるものもあり、生涯の趣味にできると思い、始めました。最近は忙しくて、あまり手をつけられずにいるので、どこかで再開したいと思っています。
料理は、子どもが好きなものを中心に作ります。例えば、ピザは生地から作ります。
それから、ウォーキングもしています。子どもの夏休み期間などを除けば毎日1時間程度、近所の友人と朝方に歩いています。どれも強制じゃなく、自分の都合で休めるので、無理なく続けることができています。
最近、心に響いたり感動したことを教えてください。
一生懸命メモをとる学校の見学対応をしている時に、間違って説明してしまい、「ごめんね」といって訂正した時がありました。その時、一人の女の子が「人間だれでも間違いはあるよ」とみんなに声をかけてくれました。その子のフォローにとても感動し、癒されました。
Q.ほっと一息つける場所は?
A.リビングのダイニングテーブルにいる時が一番落ち着きます。そこが自分の居場所という感じがするからです。デンマーク製のテーブルで、横幅も広く、状況に応じて伸縮もできます。お茶を飲んで一息ついたり食事はもちろん、お化粧もそこでします。それら以外にも、eco-Tの郵送書類を広げたり、本を読んだり、家族会議もダイニングテーブルで行います。家族のみんなが集う場所であり、一番落ち着く場所です。
eco-Tやエコ人に、ひとことお願いします。
eco-Tは末永く続けてほしい施設だなぁと感じています。環境問題は目に見えないし、堅苦しくてとっつきにくいという意識が世間にある中で、eco-Tは簡単にやさしく教えてくれる場所だと思います。またeco-Tは、活動するインタープリターにとっても、自分の時間を大事にしながら活動できるので、居心地の良い場所です。ごみの分別などは、子どものうちから良い意味で「すり込んで」いくと、生活の一部となって、大人になっても苦じゃなく自然とやれるようになるし、今の子どもが大人になったときに、eco-Tで感じたとったことを彼らの子どもに伝えてくれればいいなぁと感じています。
それから、ぜひエコ人には、身近な環境問題やその対策案、地域レベルの取組みなどの情報を広く発信してほしいです。

インタビューを終えて
学校の見学対応だけでなく出前講座やe-caféなど積極的にeco-Tに関わっている吉田さん。eco-Tに関わる前から環境問題に関心があり、生活クラブなどの活動に関わっています。色々な関わりを持ちながらも、家族や自分の時間を大切にすることを忘れず、それが長く続く秘訣だという吉田さんのお話をお聞きして、「42万人のエコライフとよた」のヒントが隠されているような気がしました。
(会員突撃チーム:岩月桂子・水野雄介)

会員突撃インタビュー 第11回