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eco-Tは、環境学習の中心であってほしい

今回のゲストは宇井妥江(ういやすえ)さん。現在は、中山小学校の教員をなさっています。eco-Tのオープン当初から、ハンドベルグループ「チアーズ」やくらしの環境学習推進校として協力いただくなど、多くの場面でお世話になっています。

はじめに、趣味はなんですか?
ハンドベルアンサンブル(以下:ベル)のチアーズと畑です。ベルは昨年8月に10周年コンサートを開催しました。始めたきっかけは、石畳小学校の教員時代のクラブ活動。「卒業してからもベルをしたい」という子どもたちの声に押されてチアーズを立ち上げました。今では一番上の子が25歳になります。もう一つの趣味の畑を始めたきっかけは、子どもたちに学級園で野菜の育て方をきちんと伝えるためです。作物の育て方がわからなくて、一昨年、小峯町で有機野菜づくりを教えていらっしゃる成瀬先生の講座を受けました。成瀬先生の講座は人気があり、最初は回数限定の「聴講生」だったのですが、裸足で田んぼに入ったところ先生から「女性でこんなにやる気のある人は初めてだ」と認められて正式な「受講生」となり、最後には修了証までいただきました。その後、同講座の卒業生の方から声をかけていただいて、畑を借りて野菜を育てています。ベルはおいおい次の世代にバトンタッチしていく予定ですが、畑は一生の趣味になりそうです。
Q.最近、心に響いたことや感動したことを教えてください。
A.やはり、成瀬先生とのご縁です。人のご縁は大切ですね。畑を勉強しようと行動したことがご縁につながりました。また、ベルによってeco-Tや他のいろいろな方々と縁をつなぐことができました。ベルをやってなかったから、おそらくここまでeco-Tと関わることはなかったと思います。積極的に行動すると、それまで関わりのなかった人との出会いがあり、ありがたいことに、その方々からいろいろ影響を受けています。

ほっと一息つける場所は?
いつでも一息ついています。何かと活動はしていますが、自分の中で「頑張っている!」という意識はないです。教員とベルと畑、それぞれで別の自分になれる。その切り替えのおかげで、いつも自然体でいられます。ハンドベルを磨いたり、土いじりをしている時間は無心になり、本当に落ち着きます。それから、大事にしていることは「一度決めたら、優先順位を変えない」ことです。
eco-Tやエコ人に、ひとことお願いします。
eco-Tには、環境学習の中心であってほしい。教員は「なんでも自分でやらなきゃ」と考える人が多くて、誰かに頼ることが苦手です。ぜひ、環境政策課やeco-Tがうまくバックアップしてほしいです。eco-Tには、くらしの環境学習推進事業実施後の授業のモデルプランをつくってもらいたい。総合学習は、教員が企画から全てを一人でやっています。モデルプランがあると、教員も取り組みやすいと思います。それから、「環境学習=自然共生」と考える教員が多いのは残念です。私は「くらしの中にこそエコがある。みんなが気持ちよくくらせることがエコだ」と思っています。だから環境学習のチャンスは、いつでもどこにでもある。eco-Tを利用して、様々なネタを仕入れてやってみせて、若い人たちが引き継いでくれるようにしたいと思っています。私もeco-Tの宣伝部長として頑張ります!

インタビューを終えて
eco-Tには、環境学習の中心であってほしい。教員は「なんでも自分でやらなきゃ」と考える人が多くて、誰かに頼ることが苦手です。ぜひ、環境政策課やeco-Tがうまくバックアップしてほしいです。eco-Tには、くらしの環境学習推進事業実施後の授業のモデルプランをつくってもらいたい。総合学習は、教員が企画から全てを一人でやっています。モデルプランがあると、教員も取り組みやすいと思います。それから、「環境学習=自然共生」と考える教員が多いのは残念です。私は「くらしの中にこそエコがある。みんなが気持ちよくくらせることがエコだ」と思っています。だから環境学習のチャンスは、いつでもどこにでもある。eco-Tを利用して、様々なネタを仕入れてやってみせて、若い人たちが引き継いでくれるようにしたいと思っています。私もeco-Tの宣伝部長として頑張ります!
(会員突撃チーム:岩月桂子・水野雄介・小泉達也)

eco-Tは、環境学習の中心であってほしい