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からだ、大切にしていますか?

Juntackの体験をもとにした記事です。

まず自分のからだのことを知る


主人の会社の家族向けの健診が毎年あるのですが、健康にはずっと自信があったのでしばらく受けていませんでした。13年前、上のこどもが1歳のとき、周りで受けたという話を聞いたり産後の体重が増えていたりしたので、わたしも受けておいた方が安心かなと思い受診しました。
それから毎年受けています。


わたしが受けている健康診断


会社指定の病院の中から家にいちばん近いところを選び、都合のいいときを予約してから受診します。わたしは検査の数日前から食事を軽めにしたり、甘いものを避けるようにしたりしています。気持ち程度ですが。

この健診では、身長体重、視力聴力、血液、血圧などに加え、乳がん、子宮頚がん、心電図、胃のバリウムなどの検査もあります。1時間半から2時間くらいでこんなに調べてもらえてその割に値段も手ごろなので、いつもこの健診にしているんですよ。


「要精密検査」の結果にショック!


5年前のことでした。
バリウムの検査で食道に腫瘍が見つかって、「要精密検査」の結果が来たんです。すぐに予約をして、1週間後、胃カメラ、CT、細胞採取などをしました。この結果が出たのは2週間後でした。
幸いにも腫瘍は良性で、経過観察を続けることになりました。

「要精密検査」の文字を見たときはとてもショックでした。そんなこと全く予想もしていなかったですから。自分のことより、家族はこれからどうなるんだろうとそっちのほうが心配でしたね。

主人が夜帰ってきて「要精密検査」の結果を見たとき、震えていました。主人の方がショックが大きかったのかも知れません。でも、ご飯を食べているうちに気持ちを切り替えたみたいで「なるようにしかならないよ」と言ってくれました。

わたしは、ずっと不安なままでした。
精密検査の結果が出るまでは、とにかく健康関連の余分な情報はできるだけ自分にいれないようにしていました。テレビの健康番組などもなるべく避けて別の楽しいことをしたりして、考えないようにしていました。
主人も気を使ってくれたみたいで、ずっとノータッチでいてくれたので助かりました。

こんなことがあってから、いまは経過観察の検査を毎年受けています。
食道の検査は、通常は、会社の健診でバリウム、精密検査で胃カメラを飲みます。でもわたしはバリウムよりも胃カメラの方が楽なんです。ちょっと珍しいですかね。
精密検査になるのはわかっているので、あえてバリウムを受けずに、主治医のところで胃カメラを飲んでいます。
最近はとくに変化がないので、主治医からはもうそろそろ経過観察はいいんじゃない?と言われています。
いまでは、検査結果もだいぶ余裕をもって待っていられるようになりました。


受けておけば安心


健診は受けるほうがよいと思います。
わたしは、自覚症状が全くなかったのに腫瘍を発見できて、それも良性だとわかったので、受けて本当によかったです。
それに、からだが不調なときって気持ちにも全く余裕がなくなってくるけれど、健診を受けておけば、「自分は大丈夫」とわかっているので、いつも安心できるんですよ。
市役所の無料がん検診だけでも受けておくといいと思います。


食事に気をつけるように


5年前の健診で、腫瘍のほか、貧血気味でコレステロールや血圧などの値もよくないことがわかりました。中には「B」の判定もありました。それで、健康づくりに心がけようと思いました。

特に治療はいらない状態だったので、インターネットやテレビから、からだにいいものの情報をできるだけ集め、まず食事に気をつけるところから始めました。

(1)貧血対策には鉄分を


レバー、ホウレンソウ、ひじきなどが造血にいいそうなので、多くとるようにしています。
鉄分強化のウエハースをおやつにしています。ドラッグストアなどに売っていて、たいていFe(鉄)と大きく書いてあります。こどももときどき食べていますよ。

鉄分はいっぺんにたくさんとっても必要以上は吸収されないようなので、少しずつ続けることの方を意識しています。

(2)コレステロールを減らすには


コレステロールって「マヨネーズ」のイメージがありませんか?わたしは、油分、糖分をあまりとりすぎないように心がけるようにしました。例えばハンバーグは大きさを変えて、わたしはいちばん小さいものを食べます。
それから、野菜をいっぱい食べています。


わたしの父が定年退職後、家庭菜園を始めたんですが、運のいいことにその時期がちょうどわたしが健康を意識し始めたタイミングと重なっていました。いまは農家みたいに作っていて、父から野菜がいっぱい送られてくるので、わが家にはいつも新鮮なものがたくさんあります。いまも段ボール2~3箱、玉ねぎは100個くらいあるかな。初めはそんなにいらないと言っていましたが、いまはどんどんもらっています。もともと野菜は好きですが、いまはさらにからだが欲する感じがありますね。

野菜は、ゆでるとたくさんの量を生より抵抗なく食べることができます。
きゅうりは塩もみにすることもありますね。
こどもたちがだいぶ成長して料理に時間がかけられるようになって、品数も増やせるようになりました。育ち盛りの息子二人は、野菜を何に使って出してもどんどん食べてくれます。

(3)血圧を抑えるためには


減塩を心掛け、お味噌汁は気持ち薄めにしています。血圧が年齢と共に少しずつ上がってきていて、両親が高血圧で遺伝が心配なので、数値も把握できるよう塩分計も探しているところです。
味のことは家族からはとくに何も言われていません。ちょっとずつやってきたせいか、家族も健康のためとわかってくれているのかも知れません。

そのほかにも

食事をおいしく食べるための工夫をしています。野菜料理の中にこどもの好きな食材を少しずつ入れておいてあげたり、減塩のお料理には、ネギ、かつおぶし、しょうがなどを使って、お出汁や薬味にしたりしています。
間食はおなかいっぱいまで食べないようにしています。甘いものが大好きで、若いころはチョコレートを一日で一枚とか、ホールケーキ半分とか食べてしまったこともあったけれど、いまはしませんね。

昼に外食をしたら夜は軽めにすることも、いつも心がけています。
体脂肪の計れる体重計で毎日お風呂上がりの決まった時間に見るようにしています。
わたしの母が糖尿病と高血圧なので、健康管理の大切さをなおさら実感しています。


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