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食を通して心もからだも豊かに

カブママの体験をもとにした記事です。

思春期だってなんのその、料理とコミュニケーション


こどもと話しがしたい時にお料理のお手伝いを頼んでみるの。学校であったことや学校の先生とちゃんと会話できているか、友達のことを聞いてみたりしています。
時にはお母さんは怒ってないよって伝えたい時とかにも料理の手伝いを頼んでいます。今日は忙しそうだから無理だなって思う時は頼まないようにしていますよ。ゆとりがありそうな時は「ねぇねぇ」と話しかけて頼んでいます。「これを刻んで」とか具体的に言っています。



 

周りからの学び


高校2年生の娘が、お友達同士でお友達の家にお泊り会をした時の話です。翌日が学校だったので、友達が朝食と学校に持って行くお弁当まで作って詰めてくれたそうです。また、ケガをした時には大きな絆創膏を何回かさっと出して貼ってくれたりと女子力高いですよね。こんな素敵なお友達が言ったことは「そうなんだ!」って素直に言うことを聞くこともあるので、周りの人と協力しあう環境があるのっていいなって思います。
思春期は、お父さんやお母さんが同じことを言ってもすっとは入ってこないので、両親以外の他の人の意見もあると言うのは時には大切ですよね。
こどもに、怒っちゃうこともありますよ。帰宅してお弁当箱が洗い場に出ていないとか(笑)。
怒っている時もこどもが聞いていないと意味がないので、今はこどもに怒るというよりは、「私の気持ちはねって、一応言っておくね。」と伝えます。こどもには、いくつになっても「あなたがかわいいから言っているんだよ。」と必ずセットで伝えています。その時にすぐに「ごめんなさい」じゃなくても、後から「ごめんなさい」と思うこともあるしね。すぐに「ごめんなさい」は要領いいですけど、本当にちゃんと学習してわかったのかな?と思います(笑)。
28歳のお姉ちゃんにも伝えていますよ。「わかった」「そうだね」って返って来るけれど、だからと言ってすぐにいうことをきくわけでは無いですけれどね(笑)。


 

これから親子で料理を始める方へ


料理のきっかけ作りは、こどもの好きな食材や料理を作ってみるといいと思います。
こどもが最初から最後まではできないので、お母さんが料理苦手と思ったりせず、こどもにさせなきゃと思うのではなく、ごはんを炊いてみるだけでもいいかなって。お母さんがお米を洗って、「じゃーってしてね。」って、こどもに水を入れてもらって、スイッチを押してもらうだけでも「やったね!」「できたね」「おいしいね」って。こどもは作った気になると思うの。
たとえ、こどもが失敗しても大丈夫。だし巻き卵を失敗したらスクランブルエッグにしてみたり、「お母さんだって最初からできなかったから大丈夫」って言います。自分の失敗談なんかどんどん話しちゃいます。「誰でも、どんなことでも、できないことも途中であきらめないで何回かやればできる。」って感じて欲しい。料理だけではなくて、いろんなことそうだと思うんです。


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