ホーム > こどもと移動する > 最近みかけるちっちゃな車、超小型電気自動車(超小型EV)
ふなふなの体験をもとにした記事です。
一人乗りの車?新しい!
豊田のみなさん!
最近カラフルでちっちゃな車が道を走っているの、見かけませんか?
「あれ?一人乗りの車??」って、気になっていたんです。
気づけば豊田スタジアムや豊田市駅、市役所の駐車場にも何台か整列していて、乗り手を待っているみたいです。
豊田市都市整備部交通政策課の方にお話を聞きに行き、その車を市庁舎のステーション(専用駐車場)で
間近で見せていただきました。
「これは超小型の電気自動車(EV)です。
市販もされていますが、
豊田市では“Ha:mo(ハーモ)”という仕組みのなかで使われています。」
「人に、街に、社会にやさしい交通」にむけて
「Ha:mo」は、ハーモニアス・モビリティ・ネットワークの略。
車と公共交通(電車やバスなど)を組み合わせたシェアリングサービスのことをいいます。
スマホを利用したエコな移動方法の提案、公共交通の利用促進、
エコドライブの促進などで渋滞回避やCO2削減が期待されています。
豊田市とトヨタ自動車、ヤマハ発動機との共働で実証実験を行っている段階で、
会員数は約2,800人、ステーションは公共施設や交通の拠点など、
市内に32ケ所あるんですよ(平成26年10月現在)。
Ha:moの3種類の超小型EVと電動アシスト自転車を
利用することを「Ha:mo RIDE(ハーモライド)」と呼びます。
超小型EVの四輪は「COMS(コムス)」という名前で、一人乗りの「P・COM」が100台、二人乗りの「T・COM」が3台あります。
話題となっているのが三輪の「i-ROAD」。コーナリングで左右の前輪が上下に動いて最適な傾きになるとか。乗った人しかわからない、不思議な乗り心地、らしいですよ。
電動アシスト自転車「PAS」は、
会員になるのに運転免許証もスマホも不要。
よく利用されているようです。
ちょっとした移動にもってこい
Ha:moは駅からお店、街中での移動、職場から訪問先へといった、「ちょっとした移動(ちょい乗り)」に利用されているそうです。
どのステーションでも借りられて、どのステーションへも返せるのも便利。
レンタカーやレンタサイクルのような気軽さですが、
シェアリングという仕組みです。
「○月○日の○時から○時間」のような予約方法ではなく、
- 今、車があれば利用できる
- 費用がかかるのは使った時間だけ(分単位)
- 返す時間を予め決める必要がない
といった点がレンタカーと違います。
お話を伺っている最中にちょうど電動アシスト自転車でステーションに戻られた方が。
慣れた様子でバッテリーとキーをロッカーに入れいるところでお話を伺ってみました。
法務局に行ってきたそうです。
「便利ですよ~!特に坂道はこぎ始めが楽ですよ。」とにっこり教えてくれました。
- このエコ行動は
これ以上ラクにできません。 - ハーモの会員になってみました