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ボランティアで絵本の輪を広げよう

どどちゃんの体験をもとにした記事です。

思いのこもった図書室です


こども図書室は、もともと企業が設置していた図書館
こどもや絵本に関心のある方が、ボランティアで携わってきました。
しかし、企業の事情により図書室は閉鎖されることになりました。
このため、豊田市が本を譲り受け、ボランティアの方と市との共働で運営してきました
最初に本が置かれた部屋は、旧高橋公民館の一室だったんです。


一人ひとり、一冊一冊と丁寧に


ボランティアの方はみんな本が大好き。
「こども時代によい本に出会ってほしい」、
「本を通して、人と人との温かいつながりを育みたい」という思いで活動しています。

貸し出しは、昔ながらの貸出カード方式をとっています。
日付印を押してもらいながら本について会話するのも楽しいひととき。
貸出カード用のポケットも、ぞれぞれの本にあわせて絵を邪魔しないように貼っています。
一冊一冊丁寧にあつかっています。


ボランティア活動は楽しいですよ!


こども図書室のボランティアの方々は、現在約110名。
「1か月に2時間活動しませんか」という呼びかけで、
いつでも募集しています。
もちろん「1か月に2時間」というのは目安。
実際には「できるときに、できることを」で十分です
好きなことや得意なことを活かして楽しく活動しています。
こども図書室のボランティアは、1年更新の登録制で登録料が200円必要です。

ボランティアの活動は、

  • 図書整理係 本の整理など
  • お楽しみ係 「読書のあしあと」で50冊読むごとに渡す手作りプレゼントを作る
  • 機関誌係  2か月に1度発行される「たまごぴよ」や夏休みなどの「お楽しみブック」の作成
  • 飾り付け係 本を題材にして、図書室の窓飾りを作る

わたしがこども図書室に関わろうと思ったのは
まず、こどもと絵本が大好きだったから。
そして、こども図書室のボランティアの方々がとても魅力的だったからです。
絵本の活動グループが情報交換をするために集まっている
「豊田おはなしグループ連絡会」という会で、
こども図書室ボランティアの方々に出会って、すっかり惹かれてしまいました。

ボランティアのみなさんは、本のことをたくさん知っていて、
熱い情熱をもっています。

わたしが心に響かなかった本も
「この本にはこんなサブストーリーがあってね」とか、
「この文章が心に響いたのよ」と、教えてもらうと、
もう一度読みたくなってきます。

そんな仲間との活動はとても楽しいですよ。


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