どどちゃんの体験をもとにした記事です。
絵本は魅力がいっぱい!
絵本は「絵」の本。
作者の思いがこもった絵を楽しんでくださいね。
例えば、『はじめてのおつかい』(作:筒井 頼子 絵:林 明子/福音館書店)。
絵が丁寧に描きこまれていて、じっくり眺めていくと遊び心をくすぐるしかけがちりばめられています。
大人よりこどもの方が見つけるのが上手ですね。
こどもにとって絵本は、大人に「読んでもらう」本でもあります。
お母さん、お父さん、祖父母など、大好きな人にだっこして
語りかけてもらう時間は、こどもたちは心地よさそう。
読んでいる方は、膝に乗せていると、こどもの表情を見ることができませんよね。
でも、はたから見ていると、小さなこどももちゃんと絵を見て、
にっこりしたりしているのがわかります。
日常とは少し違う、美しい日本語や絵にふれることができるのは絵本ならでは。
おもちゃのひとつとして絵本で遊ぼう
赤ちゃんは、絵本で遊ぶのが上手です。
見たいページに戻ったり、笑ったりしながら、よい時間を過ごしています。
『いないいないばあ』や『おつむ てん てん』
(作: なかえ よしを 絵: 上野 紀子/ 金の星社)などは遊べる本ですね。
絵本は、親と子のコミュニケーションをとるには最高のものではないでしょうか。
おもちゃのひとつとして、難しくかまえずに気軽に楽しめます。
なんといっても、読むだけでよいのですもの!
大人も絵本を楽しもう
こども図書室のボランティア仲間で、
絵本の魅力について語り出すと止まらなくなってしまいます。
絵本から教わること、発見することがたくさんありますから、大人でも十分楽しめるんですよ。
同じ本も読みこんでいくと奥深くて、作者の思いに触れることができます。
それに、怒っていては絵本を読めませんよね。
絵本を読む時間は、大人もこどもも和やかな気持ちでいられるひとときですね。