ホーム > こどもと住む > 省エネから創エネへ、太陽光発電を知ろう!
eco家族Tさんの体験をもとにした記事です。
自分の家の電気代、知っていますか?
やみくもにエコに取り組むんじゃなく、まずはどれだけ自分の家が電気を使っているかを知ることが大事だと思うんです。
そうすると、電気代があがった時に、
「どうして?」って気づくことができるんです。
毎月ポストに届く検針票をよく見てください。
今月の電気使用量と昨年同月の使用量を比較してみましょう。
昨年の数字は、下の方に小さく出ていますよ。
「何で今月電気料金高いの?」という疑問から始まって、「何が理由で多かったんだろう?」って考えるんです。
たとえば、「こどもが里帰りして孫たちもいたから、普段より冷暖房を多く使ったんだ」って。
それはそれで仕方ないことだと思うんですね。
電気を使ってはいけないということではなくて、
どうして電気使用量が増えたのかが
分かることが大事だと思うんです。
節電の限界
器具を替えたり、コンセントをスイッチ式のタップで使ったりとか、
できることはひと通りやってみました。
東日本大震災もあったし、もっと減らそうとがんばったけど、
夏が来て暑かったので限界を感じました。
これ以上減らせない。
じゃあ、電気を生み出すしかないだろうと思って、太陽光発電システムをつけることにしました。
太陽光パネル、どれだけ載せる?
太陽光発電のシミュレーションをしなくても、
地域でどれだけ発電量があるかっていうのが簡単にわかるんですよ。
業者さんに聞いたり、インターネットでも手軽に調べることができます。
たくさんパネルを載せれば、たくさん発電できるけど、
普通の家庭なら4~5kWh載せられたら十分だと思います。
目安は、発電量と消費電力がとんとんになるくらいでいいんじゃないかな。
今は、10年間はいくらと国が買い取り価格を決めて買ってくれていますが、
これから、ずっと発電したものが売れるかはわかりません。
必要な分だけで十分じゃないかな。
どれくらい発電するの?
平成25年の発電量は空気の澄んだ青空の日が多い5月が一番。
電気使用量 | 売電量 |
278kWh(7387円) | 380kWh(15960円) |
11月だと
電気使用量 | 売電量 |
321kWh(8671円) | 180kWh(7560円) |
電気が売れるほどは余りません。
暑い時期でも発電します
暑い時期は、発電の出力が落ちるって言われていましたが、
そんなことはなかったです。8月でも結構発電しました。
それに太陽光パネルが屋根に影を作ってくれて
屋根裏の温度が上がらないんですよ。
すだれがあるようなものなんですよね。
停電の時には
地震などで停電になったとき、非常用コンセントから電気が使えます。
ただし、太陽が出て発電している時しか使えないし、コンセントはひとつしかない。
これでは不便なので、改良されていくかもしれませんね。