翔の母さんの体験をもとにした記事です。
1冊の本を軸にしてメダカを育てる
今までメダカをはじめ、さまざまな生き物の飼育を経験してきました。
どんな生き物でも、飼育のノウハウを知ることが大切。
だから、メダカを飼育するにあたって、まず本屋で専門書を購入。こどもに必要な物を調べてもらい、そのメモを元に、飼育用品の買い物に行きました。
うちの場合、準備は全てこどもにさせているんですよ。本1冊あれば、生き物にあった飼育法が大抵わかるものです。
わが家でのメダカ飼育は、
3匹のパンダメダカから始まりました。
最初は、小さい発泡スチロール容器を水槽にしてね。
メダカの飼育法は、基本は金魚と同じです。
金魚との違いは、メダカの場合エアーを入れなくて良いこと。
飼育しながらステップアップ!
飼育していると、課題にぶち当たることも。
そんな時はインターネットや本で調べて対処します。
メダカを飼育していてある時、
卵を口につけているパンダメダカがいて、
「卵を食べちゃう食べちゃう!!」
親子で大慌てしたことも…
でも、すぐインターネットで調べて、
メダカと産み付けられた卵を分けることを知りましたよ。
それに、メダカは群れで生きるんです。
多いとオスが縄張り争いをしてしまうんですよ。
15~20匹がちょうどよい、というのも経験しながらわかったこと。
環境を整え、メダカを増やしていこう
メダカは水温10度を超すと毎日10~30個の卵を産むんです。
産み付けられた卵を発見したら、水草ごと別の水槽に移します。そうすると、卵は10日から2週間でふ化するんですよ。
自然界では藻を食べるメダカ。
自宅で飼育する場合は、メダカ用の市販のえさを、20匹なら1日1回耳かき半分ほどあげます。
えさのあげ過ぎは病気のもと。
えさやりをしていると徐々に加減が分かるようになってきますよ。
えさをパラパラっとまくと、最初にオスがやってきます。で、メスに「いいよー!大丈夫!」って感じで。
その後、メスが来て食べだすと、周りでオスが見てる。
えさやりのワンシーンとっても、観察しているとおもしろいです。
それから、水質管理には、かき殻とサンゴがオススメ。
見た目にもおしゃれなレッドラムズホーンという貝も、水質浄化に役立ちますよ。
メダカの種類は、300種類ぐらいあるらしいです。
緋と黒を一緒にするとコイみたいなもようがあるメダカになったり、
それとは別に4,000匹に1匹くらい突然変異で、ダルマメダカが生まれるかも。
上手に飼育すると、どんどん増える愛くるしいメダカ。
でも、家庭での飼育で生まれたメダカは遺伝的な違いがあるの。
だから、野生では生きれないため絶対に逃がしちゃだめだよ。