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水素で車が走る!

ふなさんの体験をもとにした記事です。

水素ステーションの実証事業もやっています


車の燃料といえばガソリン、いま最新の技術でEVやPHV(PHEV)などの電気、そして2015年頃からの一般普及を目指している将来の車が水素を燃料にした「燃料電池車」なんです。
走行中は水しか排出しない究極のエコカーと言われています。

都市ガスから水素を取り出し、圧縮した水素を燃料電池車に充填する設備、「水素ステーション」も同時にオープンしました。


エコフルタウンの水素ステーションは、
展示室と水素充てん機のスタンド、
そして表からは見えないけれど
都市ガスから水素を作る装置や国内最大級の処理能力を持った水素を圧縮する装置などから成り立っています。


展示室で燃料電池を学ぼう


燃料電池車のことを知りたかったら展示室にどうぞ。

室内には大人向けとこども向けにパネルが展示されています。
水素とはどういうものか、水素が注目されている理由や水素の安全性などを知ることができます。
わからないことは職員さんに質問するとていねいに教えてくれますよ。

燃料電池の仕組みがわかる簡単な実験も見せてもらえるんですよ!
予約はいりません。いつでもどうぞ。


電気自動車の場合は、1回の充電で走れる距離は、ガソリン車に比べて短くなってしまいますが、燃料電池車の場合は、ガソリン車に比べてもあまりかわらないそうです。

ちなみに、
ガソリンは給油、電気は充電、水素の場合はなんというか知っていますか?

ガスと同じで、充てんといいます。
水素の場合、充てんの時間は、3分程度ですって。
短くてびっくりしますね。
この向こう側で水素が作られています。


2015年を節目に広がっていく!


水素ステーションは、
2015年の燃料電池車の一般普及にむけて
東京・名古屋・大阪・北九州の四大都市圏を結ぶエリアで100か所の設置が予定されていて、
その後も数を大幅に増やす予定だそうです。

究極のエコカーとも言われていた燃料電池車もここまできているんですね。
こどもたちが大人になる頃には
燃料電池車も電気自動車もそれぞれのメリットを生かす形で大活躍していることでしょう。エコな取り組みはどんどん進んでいるのだと感心しきりでした。


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