ホーム > こどもと食べる > おでかけして、和の空間でお抹茶を
ヨッシーさんの体験をもとにした記事です。
椅子とテーブルでお抹茶をどうぞ
茶道にちょっと興味がわいてきたり、
和の空間でお抹茶をいただきたくなったら、
いいところがありますよ。
椅子に座ったままでお抹茶がいただける、
「立礼席(りゅうれいせき)」。
靴を脱いだりしなくていいし、
喫茶店に行くような感覚で大丈夫。
気軽にどうぞ!
わたしは、豊田市美術館の「童子苑(どうじえん)」の立礼席に時々お抹茶をたてに行っています。
立て込んでいない時は、お抹茶をたてるところも目の前でご覧いただけるんですよ。
お作法では、先にお菓子を食べ終えて、口に甘みが残っているうちに、お抹茶をいただきます。
でも、ここではお菓子を食べてお抹茶飲んで、またお菓子を食べて、の方もたくさんいらっしゃるのよ。
お作法にとらわれなくてもいいの。
あまりかしこまらないで、くつろいでくださいね。
お子さん向けには薄くたてる気づかいもします。
和菓子もおいしいから、お子さんもよろんでくれますよ。
「お抹茶、おいしいなあ」とか、
「和の空間っていいなあ」って
思ってもらえたらうれしいわ。
和菓子で季節をあじわおう
和菓子は季節を意識して、自然のものを描写して作られています。
今は冬だから、椿や水仙など、季節の花を題材にしたものが多いかな。
このおまんじゅうの名前は「雪中花」。
冬の雪の中でも咲く花、水仙のことなんです。
お越しいただいた方に、四季折々の風情を楽しんでもらいたいという、おもてなしの心とつながっているんですよ。
お庭も楽しんで
立礼席は、豊田市では童子苑の他に、
豊田市民芸館の「勘桜亭(かんおうてい)」などで行われています。
それぞれとても素敵なお庭があるんです。
桜や新緑、紅葉などを見ながらお抹茶をいただくのも楽しいものよ。
童子苑について
呈茶時間 11:00~16:00
休 館 日 月曜日(月曜日が祝日の場合は営業)
年末年始(12月26日~1月5日)、および美術館臨時休館日
詳しくは、豊田市美術館へ
勘桜亭について
呈茶日時 土曜・日曜・祝日の10:00~16:00
(桜の季節は平日開催もあり)
詳しくは、豊田市民芸館へ