さらさんの体験をもとにした記事です。
本を長持ちさせたいと思ったら
ブックカバーなどで、ダメージを予防するのもひとつの手。
紙1枚で、お手軽!手作りブックカバー
外出先では、表紙を隠したいな~と思うことも。
そこでわたしは、使用済み包装紙などを利用して
本のカバーを作っちゃいます。
作り方は簡単
- 1 本を開いた大きさより、上下左右5cmくらい大きい紙を裏を表にして置く。
- 2 紙の上に本を置き、上下を本のサイズに合わせ谷折り。
- 3 左右もサイズに合わせ、谷折り。
- 4 左右の折り目を本の表紙に引っ掛ける。
はい、出来上がり。
カバーって、単行本サイズだったら既製品のもあるけれど
今は、本の大きさや厚さがいろいろあるから手作りがオススメ。
大抵の本に対応できます。
お金もかからないし、なんといってもエコよね。
それに、クリスマスシーズンには、クリスマス柄のカバーとか
気分にあわせて柄選びも楽しめちゃう。
最近は、電車通勤中に読書をする夫にも、すごくよろこばれているんですよ。
さらにこのブックカバー、紙をそろえたら
種類のバラバラの本たちに統一感を出せちゃう優れもの。
おしゃれなお部屋に、お似合いのブックスペースをかもし出すことも。
茶色の包装紙でカバーを作ったら、落ち着いた雰囲気…これも素敵ですね。
さりげなく色を合わせて、綺麗に並んでいる本を見たら
また本の扱いも、ぐ~んとていねいになりそうですね。
ブックカバーの進化版、カバーフィルムがとっても便利
今では、図書館などの貸出書籍には、ほとんどといっていいほど
カバーフィルムが貼ってありますね。
たくさんの人が扱うから、丈夫になるように本を保護しているんですよ。
一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
カバーフィルムの利点は
- 1 摩擦などで表紙が傷まない
- 2 水滴などにも強くなる
- 3 表紙が補強されるので折れにくくなる
常時持ち歩いたりするような本や、
幼児の絵本などにカバーをすれば、
汚れたり壊れたりしにくくなります。
実際にカバーフィルムをかけてみましょう
準備するものは、カバーフィルム、はさみ。
できれば、
・30cmくらいの長い定規
・布きん
・安全ピンなどの針
があると、出来栄えがぐ~んとアップ。
フィルムは紙にくっつけばはがすことができません。
一発勝負に近い作業です。
ドキドキしますが、雑念を捨て、集中し、
よーい、スタート!!
- 1 カバーフィルムをカット(本の上下左右2、3cm程度余裕を持たせる)
- 2 本のカバーの端を斜めにカット(接着しやすいように斜めに少し切ります)
- 3 フィルムを少しはがし、カバーをつけたまま片面を貼ります。反対の面も貼ります。
- 4 カバーの4隅を斜めにカット
- 5 背表紙近くに切れ目を入れる。本本体からカバーを外し、カバー中央部の切れ込みのフィルムをカバーに貼る
- 6 カバーを戻し、フィルムの左右を折り込む(この時本は少しだけ開きながらやると後がきれい)
- 7 フィルムの天地部分も折り込む
これで、できあがり!
空気が入らないように、ゆっくり貼ります。
途中で、空気が入ってしまったら、
定規や布きんで空気を端へ追い出してみましょう。
それでも残ってしまった時は、
安全ピンなど針で小さな穴をあけて空気を抜きましょう。
貼り方は、インターネットの動画にもでています。
「カバーフィルム 貼り方」で検索してくださいね。