ホーム > こどもと住む > のびのび育てたい~わたしの子育て論~
とわしおさんの体験をもとにした記事です。
こどもをのびのび育てたい!
こどもは、心・行動・考えが純真無垢!理屈や秩序がわかない。
だからこそ、本能で感じたことで行動します。
好奇心のかたまり!見ていて気持ちがいいくらいです。
心を豊かにできるようにのびのび育て、こどもと楽しい時間を過ごしたいと思っています。
わたしがこどもと接する時に心がけていることを紹介します。
①こどものすべてを認め、受け止める。
こどもにとって、自分が失敗しても成功してもどんな状況になっても、受け入れてくれる存在(親)がいることで、安心していろいろなことに取り組めます。
こどもの短所も長所も、すべてを認めて受け入れる。
親がこう思っていると、自然にこどもが前向きに挑戦できる気がします。
失敗しても親が受け入れてくれるから、こどもは失敗を恐れない感じです。
②自分からやったことをほめる。
(自己肯定感を高める)
こどものやる気は「チャンス」の合図。
最初に自分からやる気になって、チャレンジします。もちろん、うまくいきません。
でも、かんばろうとしたことをほめました。
うまくいくことが大事じゃないんです。
結果は、二の次にして。
靴の右と左を間違えても、「上手にはけたね!」とほめました。
わが家は、1歳から自分で靴をはきました。わたしが手伝おうとすると叱られますよ。
「自分でやる!」という気持ちをとても大切にして育てています。
白いシーツにアンパンマンの絵を描いたときも、丸が描けたのがうれしくて「上手に描けたね!」と、ほめました。
③自分のことは自分でやる。
自分でやれるように親は極力、手を出さないようにしています。
離乳食を食べるとき、テーブルも床もぐちゃぐちゃになります。
でも、「自分で食べられたね。」と、ほめました。
初めはうまく食べられないのが当たり前。
親が食べさせてくれると思うと、甘えて自分で食べなくなります。
自分のことは自分でやりたいと、こどもは1歳ぐらいから靴をはき、服も一人で着ました。
1歳から託児所に行き、2歳で毎日雑巾がけをしていました。
足腰が強くなりました!
④興味をもったことをとことんやらせてみる。
赤ちゃんの時から興味のあることは、本人が気がすむまでやらせていましたよ。
ティッシュを最後まで出す。ティッシュもったいないことになり、部屋が散らかります。
おしりにつける粉をひっくりかえして遊ぶ。当然、粉だらけになります。
一見、注意してやめさせた方がいいかもしれないことも、わたしはこどもにとっては興味を追及する力を養うと考え、「ティシュ全部出してすごいね。」「粉をたくさん出して楽しかったね。」と声をかけてほめました。
⑤野菜を育て、料理を一緒に作る!
プランターでトマトを育てました。
嫌いなトマトでも、毎日、こどもが水をあげて育てたので食べることができました。
一生けん命に育てた野菜だからおいしく食べます。
こども用の包丁、まな板、エプロンを買い、親子で一緒にクッキング。
自分で育てた野菜、調理した料理はおいしい!
よろこんで食べるし「わたしが作った料理を食べて!」と自慢げにニコニコです。
食べること大好き。
こどもが育てた野菜で、こどもが調理したカレーは格別です。
⑥お手伝いポイント制度
わが家は、お手伝いをするとポイントを発行するという取り組みをしています。
ポイントが貯まるといいことがいっぱい。
ポイントを貯めてイチゴ狩り!好きな物もゲットできます。でも、コツコツと毎日がんばらないといけない!
1年生の時、こどもが風邪をひき、「お母さん、ぼく、病気だからお手伝いできない。稼げないよ。」と言いました。
「体を治そうね。」と言いましたが、病気でもお手伝いのことを考えているのにびっくりしました。
⑦アドバイスではなく、気づきを引き出す
友達とうまくいかなかった時など、「どうすればよかったのかな?」と、問いかけて、自分で答えを見つけさせます。
自分で考える習慣を持たないと、大人になっても自分のことが考えられない人になるし、解決策が腑に落ちないと同じことを繰り返してしまう。
言いすぎないことを、すごく気をつけています。
⑧親の気持ちを伝え、こどもを信じる。
こどもが悪いことをしてしまった時に「何でこんなことをしたんだ!」と叱るより、「こんなことして、お母さんは悲しかった」と言った方が、自分がいけなかったと気づけます。
そして、「次はこんなことがないようになってほしい。」という願いをこめて「あなたを信じているよ。」と言う。
「お母さんを悲しませてしまった。いけなかった。お母さんが信じてくれているからがんばろう!」と、こどもの気持ちが働きます。
⑨初心を忘れない

妊娠、出産の時に「元気で生まれてきてほしい。」と願っていませんでしたか?
無事に生まれてきてほしい。
わたしは、かけっこが1番じゃなくても、元気で走れればOKと思って応援します。
成長すると親もいろいろ欲が出てきます。だけど、元気で生きていてほしいとシンプルに思うと、いろいろな悩みが気にならなくなる。
こどもがいるので母親をやらせてもらっている。
こどもの命に感謝して毎日を生活するようにしています。
右の写真立ては、こどもの生まれた直後の写真で、わたしの宝物です。