ホーム > こどもと遊ぶ > クールシェア ~農山村編「足助川沿い~まちなみ散策」
Juntackさんの体験をもとにした記事です。
そうだ、足助に行こう!
まだまだ残暑厳しい9月中旬、こどもと一緒に足助へ行こう!と計画。
実は毎年、足助川に川遊びに訪れているので、なじみある場所。今年も7月下旬、とても暑い中、こどもたちと川遊びをたっぷり満喫したんです。
わが家から車で40分ほど。涼しげな山間の道路を走り抜け、川が間近に見えてきたら足助に到着です。
今回は別のクールシェアスポットを求め、今までに行った事のない場所に、地図を片手におしゃべりしながらたどり着く事ができました。
タイムスリップしたみたい!
車を宮町駐車場(500円)に停めて、さっそく、なじみある足助川沿いをこどもと一緒に歩き始めました。
川のせせらぎを聞きながら、木陰に入ると涼を感じることができました。
川沿いには、なんだか懐かしい情緒ある家が立ち並んでいます。
それからまちの中へ。そこには昔ながらの家、商店が立ち並び、まるで一昔前の時代にタイムスリップしたかのような感覚に。
「あっちへ行こう~!」
「ちょっと待って~」
なんて汗をぬぐいながら、一息つけるお店を探し求めました。
くつろぎスポット
しばらく地図を片手に歩いていると、目的地のひとつである「さかたや」さんに着きました。
お店の中は、かわいらしい和風こものがたくさん並べられていてカウンターのカフェスペースがありました。
さっそくクールシェアクーポンを提示すると、こどもは“いちごのかき氷”をサービスしていただき、わたしは“アイスコーヒー”を注文しました。
お店の奥様はとても気さくな方で
「どこから来たの?」
「近々、お祭りがあるからいらっしゃい!」
たくさんお話をさせていただき、ホッと一息して楽しい時間を過ごすことができました。
三州足助屋敷に、いざ入場!
“三州足助屋敷”
いかにも昔の建物というひびきです。
わくわくしながら、こどもと入場券を購入し
立派な木の門構えの入口から入っていきました。
「わらの屋根のうち!?」とこどもはびっくり。
昭和30年代の豪農の母屋をモデルに再現され、
竹の骨組みと茅でできた“茅葺き屋根”の建物でした。
「中はどうなっているの?」
興味がどんどんわいてきて、早足で中へ入っていきました。
昔のくらし体験
「なつかしい~」わたしが、こどもの頃くらしていたおじいさんの家を思い出しました。
母屋には、囲炉裏やお風呂などの暮らしを見ることができました。
「寝てみる~」と、こどもが寝そべったのは、昔なつかしいかやのある寝どこです。
もちろん見るのも体験するのも初めて、大はしゃぎでした。
「キャンプのテントみたい!」
「蚊に刺されないように、かやを張って寝るんだよ。」
おじいさんの家にもかやがあり、寝るときはその中で寝たなあとなつかしむことができました。
外に出ると、回る水車を発見。
これは水の落下の力を使って水車を回し、杵を持ち上げ石臼に入れたお米をつくそうです。
昔は生活必需品だったんですね。
わたしたちには水しぶきが気持ちよかったです。
生業(なりわい)足助屋敷の手仕事
敷地内を色々まわり、こどもが見つけたのは展示された竹細工の舟など。
とても繊細で巧みで、ていねいな仕上がりが見てとれました。
『ぼくも作ってみたいな~』
なんて思っているのかな。
昔ながらの手仕事で、わら細工、機織り、桶、傘、紙すきなどなど明治から昭和のはじめ、足助の村では作られていたのですね。
敷地内は、木陰はもちろん建物に入ると、ひんやり涼しくなつかしい昔のにおいがしていました。