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仲間とともに親も学ぶ

くららさんの体験をもとにした記事です。

こどもって意外に無茶しないもの


見守るって難しい。

こどもがとる行動をみて、
そのまま見守るお母さんもいるし、
止めるお母さんもいる。
判断が難しくて。


あるとき、けんかをしている子たちがいて、
不利な方の子に手助けをしようとしたんです。
そしたら逆に手を振り払われて
自分達で解決していこうとしているんだなって、ハッとしました。
前向きなんですね。

もちろん止めに入ることもありますよ。
相手が降参してるのに、しつこく闘おうとしている子とか、1対多数で力関係が偏っていたりしたら止めなくちゃね。
本当にケース バイ ケースです。

でも、おとなが「あ!」と声を上げただけで、
危険や批判的な意味が伝わって
やっていることを止めることもありますよね。
よっぽど危なくない時はその「あ!」を飲み込めたらなあと思います。
見守っていると、こどもって、意外に無茶しないものだなって。


「大丈夫だよ」を言い合える仲間


森のようちえんではお母さんたちが密に連絡をとりあっています。

・保育の後のおしゃべり
・月に一度の全員参加会議
・パソコンのメーリングリスト などなど…。

そうやって、語りあって、聴きあうなかで、
感情を出せるようになって。
泣きたいときには、涙を見せられる仲間に

わたしも失敗して、穴があったら入りたいよ~って時もあるけれど、そんな時には必ず
「大丈夫だよ」フォローしてくれるお母さんがいます。
わたしも誰かの失敗をフォローできるような存在でいたいって思いますね。

子育てって仲間に影響を受ける。
親同士の関係、仲間との関係づくりも大事なんですね。

お母さんも「I am OK」でいられたら


「この子は大丈夫」って見守れるかどうか。

そのためには、お母さん自身も「I am OK」って思えるかが大事だと思うんです。
でも、「こんな子育てでいいのかな」とか、不安に思うこといっぱいありますよね…。

そんなとき、「I am OK」のお母さんの様子を見ていると、あっ、わたしもこれでいいんだなって。
そんな影響を受け合える関係になると、お互いにプラスの方向に行ける。

子育てしながら親もいろんな経験をして、学んでいくんですね。


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