くららさんの体験をもとにした記事です。
おかあさんたちが一緒に見守る
こども一人ひとりの課題を
お母さんみんなが共有して、応援してくれるのも
森のようちえんのいいところだなあって思います。
例えば、こどもが帽子をかぶりたがらなかったんですね。
ずっと屋外での保育だから、暑くなる時期を前に心配でした。
他のお母さんたちも気にかけてくれて、
「帽子が無いと、暑いよねえ」って話しかけてくれたり、
「帽子なしの時は、日陰に行こうね」、って
日陰に連れて行ってくれたり。
ある時、お人形に帽子をかぶせて遊んでいたんです。
「もう少しでかぶってくれるかも!」って。
そしてある日。お迎えに行くと、
「今日の一番の事件は…○○くん(わたしのこども)が帽子をかぶったことです!」って、当番のお母さんが教えてくれました。
嬉しかったなあ!
帽子のことだけじゃないんですよ。
当番だったお母さんが、
「こんな風に遊んでいたよ」
「こんな良いことをしていたよ」って
教えてくれるんです。それがすごく嬉しくて。
よく見ていてくれるんですね。
いいところを伝えあう
そんなお母さん同士の付き合いが日常的にあるといいですね。
相手のお子さんのいいところをよく見て、
それを言葉にして伝えてあげる。
きっと、お母さんだけじゃ気づけないこともあると思うんですよ。
こどものいろんな面を見られるようになると、
子育てって楽しくなるんじゃないかな。