chuさんの体験をもとにした記事です。
もんぺって知っていますか?
ズボンに似ているけど、裾がすぼんでいるの。
昔からある農作業着なのよ。
手づくりの暮らしの大切さや農山村の魅力をテーマにした「あすけ夢里まつり」で
野良ガール(農作業する女性)のファッションショーがあったんだけど、
そこではもんぺが大活躍。
モデルさんが着ていたもんぺの一部、
実は、わたしが作ったものなのよ。
お祭りの実行委員に、
「ショーをするから、もんぺを作ってよ」
って言われて、作ったのが最初。
そしたら、旭地区に移住した若者の間で、
もんぺを着こなしたり、作ったりするのが流行っているみたい。
まちなかで開催した「いなかとまちの文化祭」というイベントでも
ファッションショーをやったんだって。
最近、もんぺが盛り上がっているようで、嬉しいです。
イベント名や「豊田 もんぺファッションショー」って、
ネットで検索したら素敵で楽しいもんぺ姿がたくさん見られますよ。
もんぺの今・昔

豊田市郷土資料館にて撮影
もんぺは、昔から女性の仕事着として使われていたのよね。
豊田市郷土資料館で見た昭和30年代のもんぺは、何か所も継ぎがあたっていた。
大事に、長く着ていたんでしょうね。
昔のもんぺは、はかまに近い形。
ウエストはもちろんひもで、裾もひもで絞っていたんじゃないかな。
前と後ろに大きく開くから、お腹の幅がいくらでも調整できるの。
妊娠していても着ることができたのね。
マタニティウエアなんて特別な服はいらなかった。
今のもんぺは、ウエストがゴムで楽ちんよ。
ウエストゴムパンツの裾にゴムを入れただけって感じです。
もんぺの反応は上々
もんぺはわたしの周りの若い人にも抵抗なく受け入れられているのよ。
楽ちんだし、動きやすいの。
農作業に使うのはもちろんよね。
娘はパジャマにしてるの。
娘の旦那さんなんか、
裾をひざ上までまくり上げて、
ハーフパンツみたいにしてね、
おしゃれな靴下をはいて、東京の街を歩いてたわよ。
着方によってとってもおしゃれになるのよね

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